かじかのつぶやき

絵を描き 写真を撮り 本を読み 猫と遊ぶ ときどきお仕事な日々。。。

再起動!

ここ半月ほどなんですが、
PCがいきなり「再起動します」って青画面に代わり、完了まで○○%云々て表示が出るようになりました。
ノートPCの寿命は5年とか、どこかのサイトで見ましたが、
我が社のデルさんは7歳。
もう、ご長寿エリア内でしょうか。
なので、デルさんのご実家に新しい子が来るよう、手配をお願いしました…



いや、今日はそんな話じゃないのです。

私自身の、話です。


父が亡くなって2ヶ月経過しました。
相続手続きも、ほぼ順調に進んでいます。
自分1人では出来ませんでしたが、某金融機関様が、それはそれは手厚いサポートをして下さったおかげで、私自身は戸籍謄本やら住民票等を取り、書類に署名捺印をしただけで、あちこち出かけて申請する事は殆どありませんでした。
農○さん、ありがとおおお!!!

一段落すると、自分の事を考える余裕、というかヒマが出来ます。

絵画教室はコロナ騒動のおかげでストップしたまま。
教える立場としては、生徒さんに無理強いも出来ません。
そもそも、某カルチャー自体が自粛状態ですしね。

なので、もう一度「学ぶ側」に戻ろうかなと思いました。

私の師匠とは、時折メールを交換していましたが、先日その旨をちょこっとお伝えしたところ、大変喜んでくれました。

教える側復帰を。←え?

Σ( ̄□ ̄;) えっ?

「えっと・・・私・・・教える側・・・なんですね?」

「そうよ。生徒さん、早速1名申込みがあったのよ!あなたが戻って来てくれて嬉しいわ!!」

((((;゜Д゜)))))))マジか!!

という訳で、
今まで火曜日のお教室でしたが、今度は第2金曜日に色鉛筆画教室が開講します。

今月は、ちょうどその日が相続手続きの日になっている為、出来ませんが。

師匠、すごいな。パッと決めてしまうとは(笑)

私自身の「学び」は別の週に。

 




先日、久しぶりにミヤコに出て、絵のお師匠と再会しました。
変わらないなぁ。相変わらずお喋りが大好き。

そこで師匠に指摘された事がありました。

「あなたは、長女、というより、長男ね」

え・・・?

「あなたって、お父様と一緒にお仕事をしていたからなんでしょうね、すごく男っぽいところがあるわ。感情を持ち込まない。何があっても常にフラット。そして大変な事があっても、そこで落ち込んだりワーワー騒がずに黙々とやり遂げてしまう。
女性は、みんながそうじゃないけど、大変な事があると『ああもうダメ』とか『もう無理』とか泣き言を言っちゃうけどね、あなたは言いそうもないわ。むしろそういう人の分まで引き受けてバーッとやっちゃうタイプでしょう?」



うーん。
確かに、父は「俺にまかせとけ!」と、困難の矢面に自ら立つ人でした。
私はそこまで強くないし、出来れば誰かに頼りたい。
でも、頼れる状況じゃない事も多くて、やっぱり自分でやるしかない!…と、孤軍奮闘して突き進む事は多いかもしれない。

 

”思い立ったが吉日、前後左右未確認!直進爆走型”

これは、私と父の共通点。

となれば、師匠の言う事は、半分くらい当たっているのかも・・・

師匠の話は続きます。


「でね、そういうタイプは、教える人に向いているのよ。自分を抑えて、他人の為に頑張るのが先生の立場ね。あなたは、教える側の人なのよ」

 

。。。。(゜Д゜)マジデ?


まだまだ師匠の話は続く!

「で、あなたの絵だけどね、描くべきものを選びなさい。
いつだったかしら、あなた、指輪の新聞広告の絵を描いたでしょ?
あの外人さんの絵は良かったわ!日本人じゃなく、外国人の人物画、
あなたは得意なはずよ!もっと沢山描いてごらんなさい!
犬猫の絵も良いけれどね、世の中には犬猫の絵を描く人は沢山いる。
それより、彫りの深い人物画の方があなたの個性になるわ。
柔らかいフワフワしたものじゃなく、硬くてしっかりした存在感のあるモチーフを選びなさい。あなたは、そういうものの方が向いているわ」

 

猫の絵、ダメっすか(;゜ロ゜)

そう言えば、思い出したんです。
20代の頃、私はハリウッド女優や洋楽の女性アーティストの絵を色鉛筆で描いていた事がありました。
イングリッド・バーグマンとか描いたなぁ。
洋楽アーティストでは、DreamAcademyのケイト・セント・ジョン、HEARTのナンシー・ウィルソンなどなど・・・あの絵はどこ行っちゃったかな?

師匠にそれを見せた事は無かったのに。
お見通しだったか・・・

そう、私は人物画の方が好き。
日本人より西洋人の顔を描くのが好き。
今更ながら、思い知ったわ。

指輪の新聞広告の絵、と言うのは、
もうずいぶん前に、公募展に出品した作品のモチーフでした。
新聞の全面広告を壁に貼り、その前のテーブルに静物を並べて絵にしたのです。

今見ると、色々アラばかりで、おはずかしい・・・

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第32回蒼樹展出品作『輝きは時を超えて』

そうか。
人物画か・・・
硬くてシッカリした、バケツやガラスの器描いてたな(笑)

うむ。

やっぱり、描くとしたら「好きなもの」だよな。
生徒さんに散々教えている割に、自分はそれが出来ていなかった。

好きなものを描く、って言う部分を、これからはもっと大事にします。

原点に立ち返り、

PCと同じく、再起動です。

手始めに、ミヤコの書店で「VOGUE」と「SCREEN」を買いました(笑)
練習しないとです。

ガンバレあたし!!