父方の祖父はいつも、私を抱っこして橋のたもとや川沿いの小道を歩いた。やっとヨチヨチ歩きの私は何も覚えていなかったけど、父母からそんな話を聞いていたので、祖父との思い出は、無いようで、あるのだ。禿げ頭に黒縁めがね、口が悪く、ニコリともしない…
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