その後のいろいろ
ここ1ヶ月ほど、
猫の事にかかりっきりでした。
捨て猫・コタロウの保護で、どうにか我が家の新たな一員に迎えられないか、色々と試行錯誤しながらも、先住猫との距離を縮めようと頑張って来たのですが、
モモが全力で拒否してる。
あいつダレ?
なんでおかーさんは知らない子にご飯あげるの?
なんでそんなに面倒みるの?
知らない子が庭にいるとイライラするの!!
・・・というオーラを炸裂させてるモモ。
更に、もう一頭のメイに八つ当たりし始めたモモ。
これにはメイ推しの母がついにキレた。
3頭飼いは無理なのか。
ふうちゃんが元気だった頃は、3頭がそれなりの距離感で穏やかに暮らせたけれど、
モモもメイも、コタロウ加入にあまり良い顔はしない。
というか、モモ、ハッキリとNOサイン。
家族間でのゴタゴタも起こり、私に限界が来ました。
もう、諦めよう。
コタロウは誰か優しい飼い主さんを探そう。
私は散々泣きはらし、猫の保護や譲渡に関する団体や公共機関を調べ、とある保護猫譲渡活動をしている団体に話を聞きました。
そこで聞かされたのは、
猫同士、最初は大体うまくいかないもの。
何ヶ月もかけて、家庭内別居から徐々に慣らすケースが多い事。
そして、里親は仔猫なら見つかりやすいけれど、
コタロウの様なオッサン猫は・・・・・・・・・・・・
むむむ。
仔猫ファーストなのか。
オッサン猫だって面白いぞ!
ネコ科のオスってのは、ライオンもそうだけど、
ちょっと抜けてるところがあったりするのだよ!!
と、叫びたい今日この頃w
仕方ないです。地道に探すしかない。
或いは。
或いは、
我が家でまだ飼える可能性もあるかもしれない。。。
そうなる事を夢見ながら、先日、とある場所に行って来ました。
私と同じ名前の千恵子さんが、クライアントの声を聞いて、そこからその人の抱える問題や解決の糸口を探っていく、という流れの占いです。
最初にこの方の事を知ったのは、ニコタマの鍼灸院でした。
毎月一度、身体のメンテナンスも兼ねて通う女性専用の鍼灸院です。
そこの院長、Mさんに「千恵子さんと同じ名前の人が、声で占いをしてるそうですよ」と教えて下さったのがきっかけでした。
大体、千恵子って名前の人とは、人生であんまり会った事がありません。
高校の美術部の後輩に2人、
Facebookのお友達に1人、
同じ名前の友人知人がおりました。
しかも、漢字も同じ千恵子というのは珍しい。
会ってみたい!!
聞いてみたい事は、
絵の事とか猫の事とか。
予約は16時。
少し早めに着いてしまったけど、そのままセッションへ。
最初のほんの少しの会話で、
私が何歳のときに何があって、
何歳のときはこんな感じで、
何歳になってようやく平穏な日々を手に入れましたね?
Σ( ̄∇ ̄|||
あ、当たってるし!!!!!
何で解るんだろう??声のデータに隠された過去が見えるんだろうか??
絵の事は、
30年以上職場で絵と無関係の事をしてきて、人生無駄にしている気がずっとしている事、
こんな私に絵を描き続けても良いんだろうか?
猫に振り回されていっぱいいっぱいな今。
そんな事をお尋ねしました。
そして心の奥底でひっそり隠れている、
4つか5つの幼い私が目を覚ましました。
絵ばかり描いて勉強もせず、母に叱られ、小学校に上がる頃には隠れてコソコソ絵を描く私。
絵ばかり描いてると成績も上がらない→祖父母、母に叱られる。
特に、祖母の嫌味な言葉は、子どもゴコロに本当に傷ついたっけ。
絵を描く事はタブー。そういう価値観の中で成長した私ですが、親の意に反してコソコソですが絵はずううっと描き続ける事になりました。
こえ占いのセッションで、そんなコソコソしていた小さな自分が癒やされたのです。
ああ。自分は絵を好きなだけ描いて良いんだ。今からでも。
幼い私のそういう育ち方は、オトナになる過程でいつも私の足をひっぱり続けていたのでした。
本当に心が軽くなりました。
30年以上勤めた事だって決して無駄じゃない。
人生に無駄な事は何1つ起こらない。
そうなんだろうな。
でも、なかなかそういう気持ちになれない事も多いでしょうね。
猫の事に関しては、コタロウやモモ、メイの写真を見せると、
「ああ、キジトラって頑固なんだよねえ」
Σ( ̄□ ̄;)そ、そうなんだ・・・
占いの千恵子さんも、これまで沢山の犬猫を保護して来られた方。自宅にはいつでも使えるように保護用ケージがスタンバイしているそうな。スバラシ!
「モモはね、千恵子さん(私)にボスである事を願っているの。コタロウは一番下の位なのに、コタロウにかかりきりで、千恵子さんの順位が1位じゃなくなってる。それが納得いかないのよね。猫の順位は、モモちゃんが1位。そこはきっちり分けないと」
そ、そうかもしれない。
猫撫で声でコタロウを呼び、そのたびにご飯をあげてた。コタロウファーストになってたかも・・・
「どんなに可哀想でも気の毒でも、猫には順位があるから」
肝に銘じよう。
「でね、猫達もちゃーんと解るから。大丈夫。3匹飼えるって」
素朴な東北の言葉で語る千恵子さんの励ましに、心がどんどん軽くなる私。
「猫は言葉が分かるから。『仲良くしないとダメだよ』とか言わないの。抱っこして、『大丈夫だよ~~いつまでも一緒だから心配要らないよ~~』って優しく話しかけて安心させる事が大事です」
早速、帰宅後に、モモを抱きしめて↑の様に語りかけました。
すると・・・
私の顔に自分の顔をすり寄せ、ゴロゴロと喉を鳴らし、食べ残していたご飯を完食するようになりました。
やっぱり、感情も愛情も伝わっていくんだね。
(どうしよう、困ったなあ・・・)とげんなりしていたら、モモだって勘づいてイライラするんだろうね。
犬も猫も、言葉を選んで語りかけ、愛情込めて抱きしめてあげよう。。。
コタロウは相変わらず私が撫でようと手を出すと逃走。
離れをコタロウに開放して、好きに過ごせるようにしてあげているけど、ごくたまにしか来ていません。
今は亡きふうちゃんもそうだったけど、
オスって、お腹がふくれると「探検」に出かけて半日~1日は帰って来ない。
昔飼っていたオス猫達はみんなそう。3日くらい家を空ける事もあったっけ。
あんまり外をウロウロしていると、怪我する(よそのオス猫とバトルとか)確率も高まるので、なるべく早く(かつ穏便に)確保して、動物病院に連れて行きたいんだけどねえ。
こえ占いの千恵子さんに、加とさんの写真(モモと遊んでるところ)も見せると、
「あらあ。この旦那さんはとってもマイペースだね」とズバリ!
キング・オブ・マイペースと言ったら、加とさんの事です(笑)
「あんまり深く考えずに大らかに過ごしてるのね。猫の事も、ダイジョブ、そのうちうまくいくよ。慣れて仲良くなるよ~みたいに言ってるでしょ」
・・・ええ、ええ、言ってますとも・・・( ̄▽ ̄;)
「その言葉どおりだよ。考えすぎない。気持ちを楽に。そのうちうまくいくから」
了解しましたっ!!!
「旦那さん、文句も言わないでしょ?猫を保護するのだって、何も言わずに手伝ってくれるでしょ?怒らないでしょ?こんな良い人は世の中に滅多にいないから、大事にしないとダメよ」
りょ、了解ですっ!!!(^◇^;)
あっと言う間に1時間のセッションは終了。
はああ・・・良かった。会えて良かった(゜´Д`゜)
絵も、
猫も、
考えすぎずに気楽に。
そう気づけた今日この頃です。