コタロウ、その後どうなったか。
庭に姿を見せるようになって半年以上経ちました。
タヌキだと思ってた頃からだと、10か月以上です。
極寒と空腹を耐え抜き、我が家の軒下で日々を過ごすようになったキジトラ猫。
「コタロウ」と言う名前をつけ、
餌を与えて来ましたが、なかなか撫でさせてくれない。
人の手を異常に怖がるのは、野良猫あるあるなんだろうか・・・
そんなコタロウですが、
寝てますw
寒くなって来たので、外で寝起きはさすがに気の毒。
とは言え、
我が家の先住猫たちは、なかなかこのオッサン猫を受け入れたがらない。
どうしたものかと考える事数ヶ月。
時間が解決する事って、沢山あるんだな、と再認識したのが、↑の光景でした。
先住猫のモモは、コタロウの姿が見えると唸り、近寄ると叫んで拒否していましたが、リビングで寝転がるコタロウを遠目で眺めています(写真には写っていませんが)。
昼間、気温の高い日は、
庭先でひなたぼっこ。
この木の板は、
母が若かりし頃に着物を仕立てるのに使っていた裁ち板。
子供の頃はよく、この板を縁側から庭に向かって斜めに立てかけ、滑り台にして遊んだものでした。
母が和裁をしなくなってからは庭に置き、洗った鍋やまな板などの調理器具や食器を天日干しにしたり、運動靴を干したりする他、猫たちのひなたぼっこ場になっています。
代々の猫たちも、温かい日はよくここに来ていました。
花咲く時期にはモモが。
一昨年秋の、ふうとメイ(そこはかとなく、緊張感がw)
ふうちゃんも大好きだった場所。
猫のお気に入りスポットはきっと全猫共通なのかもしれないね。
さて、そんなコタロウですが、
最近は最近は2階にあるかつて妹が使っていた部屋で寝起きするようになりました。
妹のベッドがそのまま残っているので、そこで丸くなって寝ています。
妹の部屋は、先住猫たちが滅多に入らないので、居心地が良いのでしょう。
ベッドに近づいても起きる事なく、小さな寝息をたてて熟睡しています。
もう一息。
撫でたり抱っこする事を怖がらなくなったなら、動物病院で駆虫と検査&ワクチン、その後は去勢手術もしてもらう予定。
姐さん達の鋭い視線にビクビクしつつも、
コタロウが「居場所」と「やすらぎ」を見つけて、
私達人間に心を開いてくれる日が来るのは、
そう遠くない未来じゃないかと思っています。