かじかのつぶやき

絵を描き 写真を撮り 本を読み 猫と遊ぶ ときどきお仕事な日々。。。

コタロウ、1年。

我が屋の軒先に、
棄てられたキジトラが姿を見せるようになったのは1年前。

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その時の記事はこちら↓↓↓

nohohonkajika.hatenablog.com

あれから1年。
どうなったかと言いますと・・・

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寝てます。

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寝てます。

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寝てます。

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寝てます。

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更に、寝てます・・・

そして、
寝る子は、
育つ。。

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君、その太鼓腹は一体・・・


通常、去勢した猫は食欲が恐ろしくあがり、
底なしの胃袋はまるで「千と千尋の神隠し」に出て来たあの方の様です・・・

一昨年亡くなったふうちゃんは、
去勢後もエサのえり好みが激しくて、気に入らないご飯を出すとプイッとそっぽを向いて外に出て行き、嫌がらせのように野ネズミやらモグラやら、コウモリ、野ウサギ、ムササビ、ヒヨドリ、鳩、ウグイス、トカゲ、ヘビなどを次々と持ち帰り、野ネズミは頭からガツガツと食べてしまいました。

木登りや、屋根のつたい歩き、縄張り拡充の為の遠出、ライバル猫との大げんか、時にはアライグマやハクビシンと『異種格闘技』もやらかして、毎年5,6回は怪我で通院もしくは入院を余儀なくされました。

コタロウは同じ雄猫でも、エサは何でも喜んで沢山食べ、ハンティングは殆どしません。(2度ほど野ネズミを偶然獲れた様ですが、嬉しそうに転がして、食べる事はしませんでした)
木登りも見た事はありません。後脚が先天的に開き気味で、素早く走るのも苦手な様子。縄張りも興味がないのか、家の周りをグルッと回るだけで、あとは日がな一日寝暮らしているのが、今のコタロウの日々の全てです。

気の強いふうちゃんは、同じく気の強いモモとしょっちゅうケンカをしていましたが、
コタロウは先住猫のモモに気を遣い、仲良くしようとすり寄っていきます。

が、モモは後から来たコタロウを完全に下に見ているのか怖いのか、すり寄るコタロウをしょっちゅう前肢でひっぱたき、コタロウはそのたびに、
「すっすいません!!」とばかりに後ずさりして退散します。

おっとりして平和主義なメイとも仲良くしたいのですが、身体が2周りも大きなコタロウが苦手なメイは、近寄るコタロウを見ると「クルルッ」と鳴いて離れて行きます。

本当は姐さん猫達と遊びたいコタロウ。
まぁ、仕方ないよねw

我が屋を居場所に決めたコタロウ、暑い日は裏庭の涼しい場所で昼寝です。

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昔、ふうちゃんもそこでよく昼寝してたよ。
安心出来て居心地良い場所は、猫達は教えなくても知っているのね。

誰にも虐められず、
ひもじい事もなく、
雨や雪に濡れる事もなく、
夜の寒さに凍える事もなく、
安心して熟睡出来る場所を得たコタロウ。

よかったね。