かじかのつぶやき

絵を描き 写真を撮り 本を読み 猫と遊ぶ ときどきお仕事な日々。。。

雪が嬉しかった頃のように

歴史的大雪、なんだそうですね。
確かに、私の頼りない記憶力の範囲ではこんなに降ったのは初めてかもしれません。

でも、小さい頃、私が・・・4つぐらいだったかな、もっと沢山降ったような記憶があるのです。
それは多分、私も幼くて背丈も今の半分以下だった頃の記憶ですから、本当はそれほどじゃなかったのかもしれません。
でも、長くて太い氷柱が何本も下がっていたのはよく覚えています。
氷柱なんて、私が10代の頃にはほとんど見なくなっていましたから。

まさかこれほど降るなんて、思ってもいませんでした。
8日の朝、起きてみると、粉雪が舞うように降っていました。

f:id:nohohonkajika:20140208063250j:plain

 軽くて粉砂糖の様な雪で、本当にそんなに積もるのかしら?と思いました。

f:id:nohohonkajika:20140208084347j:plain

 静かな朝で、時折ヒヨドリが甲高い声で啼く他は何の音もしません。

静寂の中、カメラを持って佇むと、心まで浄められる様な気持になります。
(実際は寒くて寒くて5分と居られなかったけどww)

f:id:nohohonkajika:20140210150315j:plain

その雪が段々と「豹変」するのは、午後を回った頃でした。
遠くの山が煙って見えなくなりました。
雪の量が多くて遠くが見えないのです。
雪かきしようと表に出ましたが、掃いたそばからドンドン積もる。みるみるうちに3センチ、5センチと積もっていく。
埒があかない・・・

そして夜。。玄関から庭を見て呆然・・・ 

f:id:nohohonkajika:20140208220637j:plain

 に、庭が・・・埋もれてる・・・(||| ̄△ ̄;)

庭のツツジや盆栽類が全く見えない・・・
そして朝。おそるおそる雨戸を開けると・・・

f:id:nohohonkajika:20140209070607j:plain

ここは何処ですか?

f:id:nohohonkajika:20140209070616j:plain

猫のモモもドン引き・・・
道路で50cm、多い所で70cm近い積雪量でした。
もうね、ここまで積もられちゃ笑うしかないww

「m」単位で雪が積もる北国の人から見たら、これしきの量で右往左往する関東人はひ弱だなーwwと笑われるかもしれませんね。
そのくらい、関東は雪が少ないと言う事でもあります。地震に対する備えは進化しても、雪への対処力は相変わらず弱いです。
仕方ないです。
普段は降らないのだから・・・

とりあえず、雪かき大会!!

f:id:nohohonkajika:20140209092412j:plain

 飯能長沢アルペンルート(笑)

観光バスのオモチャがあったらココに置くのに(笑)

f:id:nohohonkajika:20140210151214j:plain

車庫の屋根にある洗濯物干し場もこの通り。

地元の建設業者は飯能市から除雪作業を受託していますが、いかんせん今回は降り過ぎちゃった。
結局、日曜日は除雪車が来なかったので、ご近所数名での大雪かき大会!!
とりあえず、車のタイヤが走る部分だけでも除雪を・・ってんで、林道に2本のシュプール(笑)が描かれました。

加トサンが日陰やカーブの坂道を重点的に雪かきしてくれました。
でも、人間が出来る事など、天災の前ではあまりにも小さい。

本日月曜日。
相変わらず酷い状況ですが、やっとの思いで加トサン出勤。
私は午後から出勤。
林道の日陰部分は相変わらず全く溶けてません。除雪車、はやく来て下さい・・・

大雪もですが、台風も豪雨も落雷も「天災」ですからどうしようもない。
ああ、地震津波も、ですね・・・

人間の出来る事なんて本当にごくわずか。自然の脅威の前ではあまりにも微力。
それでもジタバタしながら、何とか乗り越えようと頑張り続ける。
それしかない。今、目の前にある現実に最善を尽くすしかない。

小さい頃は雪が大好きでした。
嬉しくって嬉しくって、手足が凍りつくほど冷えてしまっても構わずに雪の玉を作ったり、肥料の入っていた袋を簡易ソリに見立て(笑)、斜面を勢いよく滑り降りたり、お約束の雪だるま作りで大騒ぎしたり・・・
あの頃のように嬉しい気持が持てたらいいのになあ。

もう、当分雪はいいです(笑)今冬はもう降らないで欲しいくらい。
でも、予報だと今週金曜日も雪らしい。降り始めると続きますね。
先が思いやられるわー。。。