どうしてそんなに高いんだ!
日曜日にテレ朝で「シルシルミシル」を放映してました。
その中で、ゴディバのベルギー工場が特集されてました。
ゴディバと言えば、女子の本命チョコ。
バレンタインに向けて、店舗の回りは真剣な目の女性達が列をなしている。
テレビを観るまで知らなかったのですが、
ゴディバのチョコは全てベルギー工場で生産されて世界中に輸出されてるんですね。
私はてっきり日本に「ゴディバJAPAN」的な製造工場があるんだとばかり思ってました。
そして、なぜあんなにも良いお値段なのかについても説明がされていました。
その年の、極上のカカオしか使わない。
それを聞いちゃうと俄然食べたくなります(笑)
人にあげるより自分で食べる!
・・・という訳で、火曜日に恵比寿に行った帰りに、デパ地下で一番安い箱を買って来ました。
安いったって、千円じゃおつり来ませんし足りません。
チロルチョコよりも小さい一粒が400円とか・・・
すごいなあ・・・
あ、ついでに加トサンにも買いました(笑)
普段、あんこ大王な加トサンには大福とかおまんじゅう、どら焼きをあげるんですが、一緒にシルシルミシルを観ていて「食べてみたいな」と言っていたので。
でも「ついでに」ですが(笑)
買ってから、ちょっと立ち止まった。
うーーん・・・。(x_x;)
ゴディバの白い手提げ袋。
もうじきバレンタインなこの時期、これを持って歩くのって、いかにも、って感じじゃないかな。
ガラスケースに顔を近づけ、真剣な顔で「本命男子」に渡すのであろうチョコを選ぶ女子を、かき分けるようにして母や妹が食べる「家チョコ」を買った私。
何だかちょっと気恥ずかしい。
妙齢女子が提げ歩くならともかく・・・今のこの時期に私がこの袋を持つのは、妙に抵抗がありました。
なので、すぐ近くにあった和菓子の「季福久庵」で桜餅などの詰め合わせを買い、そこでも手提げ袋をもらったので、その中にチョコも一緒に突っ込み、ゴディバの紙袋は空にして折りたたんでバッグにしまいました。
そんな事を気にするなんて我ながら馬鹿げていると思いつつも、季福久庵のミニミニ桜餅も美味しそうだったから、と無理に納得して家路に着きました。
人目を気にしすぎる傾向は、母ゆずりです。
小さい頃から「そんな事していると、よその人から笑われるよ」という言葉を事ある毎に聞かされて育つと、よその人の目を人一倍気にするようになりますね。
ちょっと目立つ事をすると、誰かに笑われてないか、ひどく怖くなってしまうんです。
そういう事に縛られて苦しい思いをしていた10代の終わり頃に読んで、本当に助けられたのがこの本でした。
- 作者: 加藤諦三
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2004/01
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (1件) を見る
他人は自分が思っているほど、あなたの事など見てはいないのだ。
その一文にどれだけ救われたことか。
自意識過剰ってのは良い事なんて殆どないですわ。
今ではこうしてブログを書いたりSNSで発信したり、随分と変わったと思います。
何より、加トサンが人目をまったく気にしないタイプ。なので鍛えられました(笑)
異質な事をして面白がる余裕も出て来ましたが、時折今回のチョコ買いなどでふと、昔の様につまらない事を考えちゃったりしています(笑)
180度人間を変えるのって、ほんの一瞬で出来たり何年もかかったり。
私は一冊の本で変わったと思っていましたが、まだ70%くらいの変化かもしれません。
さて、加トサンに買ったゴディバですが、
まだ1週間あるので冷蔵庫の小物引出しに入れておきました。
冷やすのは風味が落ちるのかな?ま、いっか(笑)←適当だなぁ
店頭で真剣な顔をしていた女子達は、「これだわ!」というお気に入りのひと箱が見つかったのかな・・・