真実はどこにある?
最近、ノンフィクションジャンルの新書を読む機会が増えました。
逆に小説などは読む量が大分減りました。
それはどうしてなのかと言えば、ツイッターをやっている為にそうした分野にとても興味が湧いてきたからです。
フォロワーさんが500人を超えた辺りだったかな。
彼らが一斉にリツィートする記事に目が止まりました。
「リツィート」とは、
自分がフォローしている人のつぶやきが「お、さすが」とか「なるほど。これは他の人にも教えなきゃ」と思える様な文章だった場合、公式或いは非公式に「リツィート(RT又はQT)」という操作をして「この方がこんな事言ってますよ」と、自分のフォロワーさんに教える事を言います。
そして、目に留まったのが、この方の「つぶやき」でした。
- 作者: 上杉隆
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2008/07
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失礼ながら、この方のお名前は、ツイッターで見かけるまで全く存じ上げませんでした。
ラジオやテレビで時折コメンテーターとして出演なさっているようですが、そもそも私は「朝生テレビ」とか「TVタックル」の様な討論番組やトークバラエティはあまり見ない人。
理由として、他人の話を遮る様に自分の主張を構わずに話しまくる言い合い合戦が見苦しくて。
普段、自分が「聞き役」を担う事が多いせいか、話す人そのものの存在を否定するような毒舌や感情にまかせた怒鳴り合いなどは、観ていて非常に不愉快になってしまうのです。
とは言え、今日のように政治や行政、社会の状況がとてつもなく落ち込んでいる現在、一体日本の未来はどうなるんだろうかという不安は誰でも持っていると思うし私もそう。
なので、ツイッターのタイムラインに上がってくる沢山のリツィートや一人ひとりのつぶやきを読むうちに、この方をもっと知ろう、という気持ちが強まってきました。
で、手始めに、フォロワーさんが「読み応えがあった」と言って居た上記の本を手に取ってみました。
すごい。
日本の報道の世界はこんなにも利権と私欲で穢れているのか。
国民に知らせるべき真実が申し合わせで隠されたり、同じ報道の世界で生きる同士なのにフリーランスというだけで排除される現実。
国民の為にあるべき存在が、公人の為に暗躍する存在になっているなんて。
国民の側に立ち、権力に対して公正に向き合うべき職務はとうに放棄され、権力の側について私達国民を欺き続けるとは。
そこに一人、敢然と立ち向かい、同業者や組織から非難囂々ながらも突き進む姿に敬服します。
この方を非難している同業者のブログなども読んでみました。
何と言うか・・・キッチリとした批判記事になってないと思ったのは私だけかなぁ。
私の読みが浅いのかもしれないけれども。
ツイッター上では、私が読める範囲に限って言えば、援軍というか支援者はとても多いようです。
ツイッターをやっていたお陰で、私はずっと知らずにいたかもしれない事を色々と知る事が出来ました。
新聞やテレビから流される情報は、国民の殆どの人が「真実の全部」だと思っているでしょう。
が、全部じゃない。意図的にシャットアウトされている真実もかなりあると思います。
そういう事に気づかせてもらえました。
記者クラブ崩壊 新聞・テレビとの200日戦争 (小学館101新書)
- 作者: 上杉隆
- 出版社/メーカー: 小学館
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まだまだ足を踏み入れたばかりなので、知らない事だらけな世界です。
次に読み始めたのは↑の本。
他の方の同様の著書も、調べて読んでみようと思っております。