本棚のある部屋で
アトレ恵比寿にある有隣堂で本を物色していたら、
レジの所に「Kindle取り扱い開始」と書かれたチラシがあって、密林書店でなくても買える事を知りました。
電子書籍。
まだ未体験です。使ってみたい気もします。まずはデモ機で何か試してみたいな、と思います。
電子書籍がもっとメジャーになれば、森林伐採もCo2も減少していくのだろうし、本棚という家具もいずれ無くなるでしょう。本一冊は小さいながらも、それが10冊20冊と増えれば、結構場所を取るもんです。住環境にもゆとりが出てくると思われます。
一方で、紙の本の良さも解るので地球上から紙の書籍が姿を消し、電子データになってしまうのはとても寂しいし、そうなって欲しくない気持ちもあります。
やはり、紙書籍の姿形は美しいと思います。素っ気ない電子書籍より味わい深い。
紙に印刷された文字を追い、ページをめくる、という行動にも本の「良さ」があると思います。
でもそれは個人的な感覚であって、全ての人がそこに価値を見いだす訳じゃない。
だから、私の様な考え方は時代と共に淘汰され、いずれ価値など無くなってしまうでしょう。
上のリンクを見てみますと、
電子書籍より紙の本の方がエコになる、と言う意見もあるようです。
でもそれは全ての本が大豆インキとリサイクル紙で制作されれば、確かな事ですね。
Kindle等の電子書籍リーダーを作成・使用する事による、鉱物採掘量の増加や電力の消耗など、エコとは言えない状況もあるようです。
どっちがエコか。
今は未だ電子書籍で読書する、という事自体新しいので、簡単に比較出来ないんじゃないかな。
ていうより、
どっちが得か。
で、人は動いている様に思います。エコなどじゃなく、損得で。
どんなカテゴリでも、それは損か得か?で物事の進む方向が決まってる様な気がします。
それが経済を動かす原動力なのでしょうが・・・。
私が今使っている本棚は2架ありますが、もうどちらも満杯です。
なので、折を見てはブックオフに持って行き、スペースを空けてから本を買います。
並んだ背表紙を見ていると心なしかホッとします(笑)
コレクションて訳でもないのに、あの本の形に癒される。。
紙の本が一途に好きな人は、きっと背表紙が好きなんですよ(笑)
分厚い辞書・辞典なんかは、逆に電子書籍化した方が良いと思います。
なにせ重たい。かさばる。改訂版が出ると買い換えが必要。
電子書籍なら定期的なバージョンアップで済むんじゃないかと。。
デジタル vs アナログ。
カメラの世界は早々にデジタル型に軍配が上がりました。
本の世界は決着がつかず、延長戦になったりして(笑)