かじかのつぶやき

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[殺しの映画レビュー] 『中学生円山』 -狂気を現実にすることこそが創作なのだ! (柳下毅一郎) -3,062文字- – 柳下毅一郎の皆殺し映画通信


今、NHKの朝ドラは4月から始まった「あまちゃん」が大人気です。
視聴率も急上昇で、北三陸の方言?「じぇじぇじぇ!」も、今年の流行語大賞に選ばれそうな勢いです(笑)

私も毎朝大笑いしながら見ています。
主人公の天野アキはおバカ過ぎるし、周りの大人達も個性的な強烈キャラが勢ぞろい。
ちょっと懐かしい芸能人もゾロゾロ出て来て、大受けしながら見ています。

脚本はクドカンの愛称で知られる、宮藤官九郎氏。
これまでにも沢山のヒット作を手がけてきた方です。
クドカンファンをも引き付けて、益々絶好調!・・・といった所でしょうかね。

私も、面白いとは思いますが、前作の「純と愛」の方が数倍好きです。
毎日毎日、つんのめる様にしてテレビの前に正座し、視聴した半年間。
賛否両論、とりわけ「否」の方が多く、主演の夏菜さんは誹謗中傷に晒されて傷つき、沢山の涙を流しながらも9ヶ月に渡る撮影を乗り切りました。

ラストの展開については私も未だ納得が行きませんが、それでもなお、「純と愛」はこれまで見てきた朝ドラの中で、私の中では一番の作品です。


・・・って、今回は朝ドラ比較の話ではありませんよ。
クドカンさんの映画について、です。
はてなブックマークに評論が出ていたので↑↑↑↑


草なぎ剛 中学生円山 - YouTube

これは、団地に住む中学生が「イケナイ妄想」をたくましくしながら日々イケてないトレーニング(笑)に励んでいるのですが、ある日団地に越してきた、謎めいたシングルファザーの下井(草彅剛)と知り合い、その「妄想」がさらにエスカレートしていく中で殺人事件が発生する!!!

とまぁ、こんな感じでお話が進んでいく訳です。
(全然先が読めない紹介の仕方だ・・・)

予告編や雑誌の特集を読んで、加トサンが「観たい!」と言い出しましたw
私はこれまでクドカン作品をあまり観た事がないので、まぁレンタルDVDで観ればいいかな・・・くらいの関心しかありませんでした。
なので、加トサンは仕事が終わった後にレイトショーで観る事にしました。

加トサンの評価次第で、私も後で映画館に行くかな・・・・

そして夜遅く、仏頂面の加トサン帰宅(笑)
その顔からして、映画は加トサンの期待通りの作品ではなかったようです(笑)
☆をつけるとしたら、5点満点でいくつ?と尋ねたところ、
「ひとつ!」と即答・・・

面白くなかった理由を訊いてみると、
「妄想が普通過ぎる」
それに尽きるそうです(笑)

加トサン曰く、
男ってのはアホだから、小学~中学くらいは、みんな誰もが円山少年みたいな妄想はしてるもんだそうです。
だから「今更感」がぬぐえない。なので笑えないw

「あんなのとか、こんなのとか、そんなの別にフツーだし」、だって(笑)

私も雑誌のインタビュー記事やWebサイトの予告編には目を通していたので、円山少年の「イケナイ妄想」がどんなものかは一応解ってましたw
「男子ってやっぱ(愛すべき)バカだなーwww」と納得してすごい笑ったんだけどなぁ。

「あー!あれは女の人が観たら結構笑えるかもね。キャーヤダ-!ゲラゲラ!って感じで」

え?!
女性向け映画なのか???アレが?!あのストーリーが??!!wwww

「ちーちゃんが観たらきっと大ウケするかもねw」とか言ってる加トサンw
でも、☆は1個なんでしょう?それ聞いちゃうと、映画館に行く気は大分失せるよ(´・ω・`)

「女の人が観たらきっと、男ってのがいかにバカか解るよ。そんで、理解が深まるよ。男の考えてる事がわかんないって言ってる人は、コレを観ればああそうなんだな、って解って距離が縮まると思うな!うん!」

巷の評判はどうなんでしょうね。
クドカンファンなら、どんな作品でも許しちゃうのかなw
加トサンは初めて観たクドカン作品だったので、期待が大きかった分ガッカリ度が高い様です。お気の毒にw

円山少年を演じた平岡君はすごく大変だっただろうなと思います。
絶句して固まった、とコメントしてますし・・・ショックだったろうなあ(笑)
積極的に観たいとは今も思っていない一方で、
平岡君の熱演をちゃんと見届けてあげようかなー、なんて思います。

たとえ☆ひとつでも。