かじかのつぶやき

絵を描き 写真を撮り 本を読み 猫と遊ぶ ときどきお仕事な日々。。。

痛い思い出。。。

動物と一緒だけど残念なことになっている女性たちの写真25枚:らばQ

キリン、でかい!!!(笑)

16年くらい前に伊豆を旅した時、確かバイオパークって名前の動物園に立ち寄ってキリンに餌をあげた事があります。
そりゃもう、迫力でしたよ。
長い首がど~~~~~~んと、こちらに倒れてくるように曲げられ、その先についている頭の大きい事!
大きな目は真っ黒でまつげも長い!!ボウリングの黒いボールに長いつけまつげを貼り付けたような感じ。
ちょっと松○トモ子さんぽかったな(笑)

キリンは、動物園やテレビ、絵本などで、子供の頃から見慣れた野生動物ですが、なんでこんな奇妙な身体構造なんだろう?って思いました。

野生の状態や放し飼いになっている動物と触れ合うのは楽しい反面、痛い思いもつきものです(笑)

17年前に奈良を旅した時もやられました(笑)
奈良と言えば、鹿。鹿と言えば、鹿せんべい。
彼等は鹿せんべい売り場から少し離れた所にいて、観光客が購入する所をしっかりチェックしています。
賢いですよ。お財布から小銭やお札を出す所から、もうそのお客に「ロックオン」してる。
そして鹿せんべいを受け取った所を確認すると、突撃してきます!

四方八方からワラワラと寄って来る光景は、けものが苦手な人には相当な恐怖感だと思います。鹿、大きいですもん。

クモ以外の動物なら殆どOKな私でも、身の危険を感じたくらい(汗)
目の前に寄って来る鹿に一枚ずつ鹿せんべいをあげていると、左の太もも裏側に鋭い痛みが走りました!
「え・・・・っ!?」
思わず振り返ると、私の脚に鹿が噛みついています!

「わっ!・・・・うわあっ!」
その声に鹿が驚いて噛みつくのをやめました。
そして改めて、頭を振りながら鹿せんべいを要求しています。
1枚あげるとそれで気が済んだのか、他の観光客のところに行ってしまいました。
四方八方に気を配らないと、後方からも進撃してきますので注意が必要です(笑)
噛みつかれたのはジーンズの上からでしたが、お風呂に入った時に見ると、赤く内出血していましたよ・・・

同じ年の夏、地元友人の里帰りに同行しました。行き先は岩手。
その年は宮沢賢治の生誕100年にあたり、各地でイベントが開かれていました。
私たちは里帰りした友人と別れ、岩手のあちこちを回ってきました。
浄土ヶ浜に行った時、海を往く遊覧船に沢山の海鳥が群れているのに気づきました。

遊覧船乗り場に行くと、「うみねこパン」なる海藻入りのパンを売っています。
おお、これは買って乗るしかないね♪
出港前の遊覧船には、うみねこは1羽も寄ってきません。
すぐ近くに100羽ちかい群れが羽を休めているのが見えました。
汽笛と共に、遊覧船が動き出しました。
すると!!
それまで知らん顔して岩場で羽を休めていたうみねこが一斉に飛び立ち、遊覧船めがけて飛んで来るのです。

もうまさしく、リアル・「ヒッチコックの鳥」状態!!
うみねこって、初めて間近で見ましたが、目がちょっと怖いですね(ΘoΘ;)

パンをちぎって海に向かって放ると、海面スレスレでキャッチ!さすがです!
遊覧船のお客さんは、うみねこパンの他にかっぱえびせんなんかも投げてました。
海に向かってポイポイ投げてるのに、海面に落ちてしまうパンは殆どありません。
視力と翼の力で全部キャッチしちゃう。すごいわあ。


見とれていたら、指に激痛が!!!
見ると、うみねこが飛びながら私の左手に食いついています!!

「いたたたっっ!!!!」

マジで痛い!
細いペンチでつまんでひねった様な痛さです(涙)
わかったよ、わかったからくちばし放せってんだ!!
15分かそこらの乗船時間でしたが、私は浄土ヶ浜の美しい風景を見る間もなく、パンをちぎっては投げ、ちぎっては投げ、を繰り返すのみでした・・・
加トサンはこの鳥パニック状態で船酔いしてしまい、しばらくグロッキーでしたw

震災によって、あの浄土ヶ浜にも津波が襲いかかり、私が旅した頃とは大分景色が変わってしまったようで、それがとても残念です。
うみねこ達はどうなったのかな・・・

窮鼠猫を噛む、という諺があります。
窮地に陥ったネズミも、時として天敵(猫)に向かっていく(噛みつく)事があるので、弱い者を逃げ場なく追い詰めてはいけないという意味だそうですが、私も噛まれました・・・

我が家で飼われている猫のうち、ふう(12歳・♂)とモモ(4歳・♀)は、時折ネズミを捕らえてきます。
ふうは一撃で仕留めてガツガツと食べてしまいますが、モモは食べずに「オモチャ」にします。
無傷でつかまえてきて「トムとジェリー」よろしく追いかけっこをして遊ぶのです。
これは傍で見ていると非常に残酷。甘噛みして放り投げて遊ぶのは、とても見ていられません。

この冬も、モモは野ネズミを何匹も捕らえてきました。
発見が早ければ、まだ野ネズミは無傷なので捕まえて野に放します。
その晩も外遊びから戻ったものの、一声も鳴かずに2階に駆け上がっていったので「これはあやしい!」と思い、後をついて2階にあがると、案の定廊下の隅っこに薄茶色の「丸い物体」が動いています。

前足でちょっかいを出しているモモ。
やばい!これはオモチャ遊びに入る!!
私はモモを抱き上げ、部屋に入れてドアを閉め、廊下の端をチョロチョロしている野ネズミ捕獲に乗り出しました。

が、これがまたすばしっこくて全然捕まりません(涙)
私が人一倍鈍くさいってのもあるんですが、無傷で元気な野ネズミ君、ささーっっ!!と廊下を滑るように走って行ってしまう。

真冬の深夜、私は汗だくで廊下にはいつくばり、野ネズミを何とか捕まえようと必死でした。
足元に来た!と思って押さえたものの、スルリとかわして視界から消えました。
次の瞬間、ジーンズの中にスルスルっと入り込み、私の脚をモゾモゾと這い上る野ネズミ!!
「うわあっっっっ!!!!」
膝の裏辺りに這い上がって来たところを、ジーンズの上から押さえると、チクッとする痛みが!

野ネズミ君、私の膝裏の柔らかい皮膚に噛みつきました!!「いてっ・・・!!」
しかしここで手を放したら、更に上に上がって来ちゃう!!やめてくれっ!!

押さえた手の力を若干弱めると、野ネズミ君はジーンズの裾に向かって降り始め、裾から顔を出した所でとっ捕まえました。

はあはあ・・・・汗だく&心臓バクバク・・・・

野ネズミを裏山に放し、膝裏の赤い点の様な傷を洗って消毒し、モモを部屋から出しました。
野ネズミが居た廊下の隅っこで、残存する「オモチャ」の匂いを嗅いでいましたが、やがて諦めて寝てしまいました。

齧歯類の歯は、犬・猫などの肉食ほ乳類のそれとは違う痛さがありますね・・・(;´д`)
人にも、動物にも、噛みつかれるのはもう勘弁ですわ(笑)

でも、
動物と触れ合うのは良いですね。
会話が出来ない分、心を開いて愛情を持って接していけば、どんな動物とでも解り合えそうな気がします。
(とは言え、猛獣関係はやっぱり厳しいと思いますがw)