かじかのつぶやき

絵を描き 写真を撮り 本を読み 猫と遊ぶ ときどきお仕事な日々。。。

春を待つ

今週のお題「冬の楽しみ」

実は、冬は苦手です。
冷え性で身体が全然あたたまらないし、しもやけで指先は赤くふくれてくるし、持病が悪化しやすいし、車の運転で怖い思いをするし、昼間の時間が短いし、
理由をあげていくときりがないほど、冬は本当に苦手です。

それでも、
毎日を鬱鬱と過ごしているわけではありません。
苦手な冬には、それなりの乗り越え方もあったりします。
まず、いつもより気合いが入ります(笑)
ただでさえ苦手な冬。テンションは下がりっぱなしですから、ネガティブな気持ちで過ごせばネガティブな出来事ばかりを引き寄せてしまってろくな事がない。
だから、無理矢理にでもテンションをあげて強引なくらいでプラス思考を繰り返す。

そうすると、不思議な事に、冬という季節を楽しめるようになってきます。
まず、
暖房の暖かさがものすごく有り難くて嬉しくなる
ただそれだけの事なのに、シアワセ感でいっぱいになる。

あったかい飲み物を口にするだけで、なごむ。
夜空の星がいつもよりずっとキレイ。
枯れ枝に新芽を見つける楽しさ。
日一日と、日が延びていく事への期待感。
コタツで食べるミカンのおいしさ。
雪の日に作る甘酒のおいしさ。
冬毛で、もふもふな猫たちを愛でる楽しさ。
午後の日差しの暖かさをガラス越しに感じるシアワセ。

どれもこれもささやかで、どうという事もない日常の出来事ですが、冬を楽しもう!と思っただけで、こうした事が暖かみのあるヨロコビに変わるのだから、不思議っちゃー、不思議です。

てゆうか・・・
私は単純なんでしょうね(笑)
でも、物事は複雑ネガティブにするよりも、単純・シンプル・ポジティブに考えた方が何でもうまく行くんじゃないかと勝手に思っています。

そういう私が、元々はすんごくネガティブで、ああだこうだと難しく複雑にマイナスに考えるタチだったのです。
そういう思考は結局そういう結果しか招かない。
複雑で暗い結果ばかりを招き寄せる事に気づき、脳天気にやりすごす事をするようになったら、思いの外物事がスムーズに進むようになりました。

ツイッターなどを見ていると、しょっちゅう愚痴や恨み節や悪口、泣き言を呟き続ける方がいるのですが、その方、どうも悪い事ばかり起きている様子。
で、また愚痴。本当にブツブツとつぶやいてる。
またしばらくすると不運があったと思われるツイート。
そしてまた愚痴る。
ネガティブ連鎖が止まらない。

もっとプラスに考えた方がいいのにって思います。
自分に起こる出来事は全て必然。よくなる為のプロセスならば愚痴なんか言ってる場合じゃないと思うけどね。

・・・と、私がその方に直接言っても、おそらく逆ギレされるだけな気がするんで黙って見てる・・・
余計な火の粉をかぶっても損なだけだから。

ポジティブな生き方。
これが一番大事だと思います。
気にしない。
苦にしない。
起こってもいない不幸な未来など想像しない。
想像するならシアワセな明るい未来に限定しておく。

脳天気でオメデタイと言われようが、自分に得になるのならばそれが一番です。

そうやって、
苦手な冬は、私の中で少しずつ楽しい冬へと移行してゆくのでありまする・・・。