かじかのつぶやき

絵を描き 写真を撮り 本を読み 猫と遊ぶ ときどきお仕事な日々。。。

涼しいはなし


それにしても暑いですね←関東の話ですが。
5年前の8月、
漢方薬を処方してもらうために、クリニックのある広島に弾丸日帰りツアーをやってのけた時、乗っていたのぞみ号の電光表示で、熱中症による死亡が急増しているとのニュースが流れていました。

暑すぎると、人は死ぬんだな。

病気でフラフラしていた私は心底、暑さとは怖いのだなと痛感しました。

寒過ぎて死ぬ人と、
暑すぎて死ぬ人は、
どっちが多いのかな。
今は凍死する人は随分少なくなってきたんだろうけど。
でもこれから地球はミニ氷河期に進むという警告を見ると、怖いのは暑いより寒いって事じゃないのかな・・・などと思ったりもします。

www.sankei.com

とは言え、暑い!!ι(´Д`υ)
寒いのが大嫌いで夏が大好きな私も、こう暑いとちょっとねえ・・・

エアコンで室温下げて涼しくするばかりでは健康にも環境にも優しくないよねえ・・・

と言う訳で、お題は「ゾクッとする話」です。

私は霊感も何もないのですが、今朝はゾクッとしました。

冷蔵庫の上の壁を、アシダカグモが這っていたので・・・

ゾクッとしました。

おわり。



それだけかよっ!!!Σ( ̄□ ̄ノ)ノ

いえいえ、そんな事はありませんて(^◇^;)

これから話すのは、加とさんが体験したことです。


加とさんは、時々、目に見えない「もの」が見えたりします。
最近も、職場の男子トイレで遭遇したようです。
でも、怖い感じとかいやーなモノは感じない様です。
自分が亡くなった事に気づいてない「誰か」が、時折訪れているのかもしれません。

その加とさんが、10数年前に体験した事です。

当時、私達はシェパードを飼っていました。

朝晩、林道を散歩で歩くのですが、ある夕暮れどきのことでした。

林道の途中にある、大きくて古いお家の前を通った時のこと。

庭先に、お婆さんが立っていました。

加とさんはお婆さんに向かって「こんばんはー」と挨拶しました。

お婆さんはジッと加とさんを見つめたまま、何も言わずに立ち尽くしていました。

(耳が遠いのかな?)
加とさんは軽く会釈をして、犬と共にそのお宅から離れて行きました。


帰宅後、加とさんが私に尋ねてきました。

「〇〇さん家のお婆さんて、いくつぐらい?」

私は「え?どこの家」と聞き返し、家の場所を聞きました。



その家に、お婆さんは住んでいませんでした。

半月ほど前に、亡くなっていたのです。

縁側に座ってひなたぼっこをしたまま、亡くなられたのでした。


私は母にもお婆さんの事を聞き出し、加とさんに、お婆さんはどんな格好だったかを尋ねました。

長い白髪を左右に垂らし、着物姿だったそうな。

それはまさしく、その方の、最後の様子でした。

きっと、
永年暮らした家と家族に別れを告げる為に、その場に戻っていたのでしょうね。
私が幼い頃、遊びに行くとニコニコしながら声をかけて下さいました。
その後、MIX犬を2頭飼って毎日散歩に明け暮れていた時も、庭先の畑から、
「あらまー大変だねえ!2匹いちゃー、大変だぁー」
と、笑顔で声をかけて下さいました。



お婆さんを見たその後も、何度か家の前を通りましたが、お婆さんの姿を見る事は二度とありませんでした。

どうぞ安らかに。
そう願うばかりです。