かじかのつぶやき

絵を描き 写真を撮り 本を読み 猫と遊ぶ ときどきお仕事な日々。。。

昔懐かしいもの

子どもの頃、アニメが大好きでした。
片っ端から観ていたと思います。

勉強せずにアニメ三昧。
そりゃ怒られましたよ。ベンキョしろ!ってw

でもね、アニメ好きになったそもそものきっかけは、

お絵描き遊びをしてくれた、母ですから。
近所に年の近い遊び仲間が少なかった山間部で生まれ育ち、
1人遊びが普通だった時期、相手をしてくれたのは母でした。
イラストが得意だった母の影響で、私は絵が大好きになりました。

その絵が、動く!喋る!

これは子どもゴコロに大きなカルチャーショックですよw

なので、とにかく沢山、アニメ(当時はテレビマンガと言われてましたね)を観ていました。


ムーミンも、そのひとつ。

北欧の妖精・ムーミン一家のほのぼのした物語に夢中になったものです。

今思えば、

ムーミンて・・・


元祖・ゆるキャラかも(笑)

それは置いときますw

そのムーミンが、日本初のテーマパークとして地元に爆誕!したのは今年の春。

metsa-hanno.com


私は直接見ていないのですが、
オープン当初、駅前発のシャトルバスを待つ人の大行列はスゴかったようですね。
90分待ちとか?
そんなに待つのなら、地元民は歩いて行きます。
遠足やらハイキングで、散々歩いた道程ですから。

で、行ってみたのかって?
いや、まだ行ってないんです。
いつでも行けると思ってるから、空いた頃に行けばいいかな、と。

それよりも、ずっと探している漫画があります。
テレビアニメでムーミンを放映していた頃、親に買って貰ったムーミンのコミックスです。
ハードカバーで、絵本のような大きめのサイズ。
中はトーベ・ヤンソンが描く「ほんとうのムーミン」の漫画でした。
コミックはシリーズになっていて、
「やったぜムーミン
「グッときてムーミン
と言うような副題がついていました。

随分前に、文庫本サイズで当時と同じストーリーが掲載されたムーミンのコミックを見つけたのですが、結婚する時に処分してしまったようで手元にありません。
生まれ育った家の物置には、子ども時代の愛読書もまだ残されているのですが、
ムーミンだけは見つかりません。

手元にないと、余計に手に入れたくなる。
これは人間の心理ですな(笑)

ムーミングッズは今やどこでも販売されていて、
都内の大きな書店や雑貨コーナーにも沢山あります。

でも私はクッションとかバッグとかぬいぐるみとかDVDとか、

そーいうのは要らんのよ!

欲しいのは、

昔の漫画!!

これがどういう訳か見つからんの!

ネットならあるだろうって?

そりゃ密林の本屋さんならあるかもしれんけど、
私は実物を手に取って、子ども時代に読んだストーリーかどうか、確かめたいのよ。

そう、面倒くさいのよ(笑)

なので、店頭で実物を見てから決めたいのです。
神保町の古書店に行けばあるかも知れないけれど、


・・・そこまでするほどの情熱は、ない(笑)←なんだよも-!

コミック版ムーミンはどんなストーリーだったかと言うと、
今思えば、全然子ども向けじゃないシニカルな展開でした。

例えば、
一家で高級リゾート地にやってきたムーミン一家、
ムーミンのガールフレンド、ノンノン(テレビアニメ版の名前)は、カジノで大儲けして高級品を買い漁り、チャラい男と遊びまくっている始末。
ムーミンのお母さんはちゃんとしたホテルに泊まったと言うのに大きすぎて落ち着かないと言ってキングサイズの天蓋付きベッドに椅子とテーブルを持ち込んで電球をぶら下げてくつろいじゃってるし、お父さんは変な芸術家に騙されて訳の分からない象の彫刻を買わされてる。
肝腎のムーミンはと言えば、ノンノンに振られて自棄を起こして、これまた変な人とつきあい初めて暴走、一家のダメっぷりがとことん描かれていました。
結局、ホテルから迷惑料をふんだくられて追い出されるんだけど、まー、人の浅はかさとか欲にくらんで馬鹿な事をしちゃうとか、オトナが読むと色々「痛い」物語が数編、収められていました。

ああ、こんな風に綴っていくと、更に読みたくなった(笑)どうしようww

来週都内に出るから、その時にまた書店巡りをしようかしらねw