かじかのつぶやき

絵を描き 写真を撮り 本を読み 猫と遊ぶ ときどきお仕事な日々。。。

☆トシさまにお会いしとうござりまする☆

今週のお題「行ってみたい時代」

 

20年以上前ですが、
日高の某書店でとある歴史書が目に留まりました。

「日本の歴史」と言うタイトルで確か全16巻だったと思います。

もう絶版になっており、手元にも無いので記憶も曖昧ですが、小学館から出ていた様な・・・

パラパラとめくって読んで見ると、専門書・学術書というよりも一般向けに読みやすく書かれたノンフィクションという感じで、思わずレジに持って行ってしまいました。

実は日本史は通信教育で勉強した事(古代史)もあり、学生時代から好きな分野でした。

普通に小説を読むように次々と読み終え、幕末まで来た所で手が止まりました。

新選組だ・・・」

その本を手に取る数日前に、当時何かの不調で通院していたクリニックの待合室で、何となく手に取った漫画雑誌に、新選組が出てくるストーリーを見つけました。
すぐに名前を呼ばれてしまったので、実質3頁くらいしか読んでいませんが、何故だかとても気になって覚えていたのでした。

そこでまたタイミング良く、日テレで「知ってるつもり?」と言う歴史上の人物を取り上げ、その生涯を紹介する番組を放映していて「土方歳三」の名があがったのでした。

土方歳三の肖像写真を見たのは、多分その時が最初だったと思います。

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なんとまー、男前な!(*゜д゜*)

しかも、着ているのがアレじゃない!
浅葱色の羽織で、袖のところにだんだら模様が入ってるのをテレビドラマとかでは着てたじゃん!
洋装でオールバックとか、どうしちゃったの?

そこで私は、新選組についてもう少し調べてみようと思ったのでした。

向かったのは神田神保町。専門書が数多く揃う、本の街です。
インターネットなど未だ無い時代、私は端から書店を巡り、さらには出版社から取り寄せるなどして、新選組関連の書籍を10冊以上入手しました。

新選組隊士というと、テレビドラマや小説などで有名なのが、近藤勇土方歳三沖田総司の3名でしょうか。
私も名前だけは知っていましたが、どういう人物だったのかはまるで知らなかったのです。

テレビ番組「知ってるつもり?」で紹介された土方は、
新選組時代は「鬼の副長」と呼ばれて、規律違反を犯した隊士を次々に粛清していった事、鳥羽伏見の戦いを経て、もう刀ではなく、鉄砲の時代だと悟り、髷を落として洋髪・洋装となった事、北へ進み、会津を経て蝦夷の地へ渡り、五稜郭榎本武揚の下、箱館戦争を戦い、最後まで徳川への忠誠を忘れずに35歳で戦死・・・

辞世の句
「たとえ身は 蝦夷の島辺に朽ちぬとも 魂(たま)は東(あずま)の君や守らん」
※私が入手した本には「たとひ身は蝦夷の島根に朽つるとも魂は東の君や守らん」と出ていました。色々あるようです。

ちょっと・・・ちょっとちょっとちょっと!

女子にはたまらん展開じゃございませんか!!←そこかよw

私は神保町や通販で入手した本を片っ端から読みあさり、土方の人となりをあれこれと調べ、妄想しておりました(笑)

絵にも沢山描きましたよ。永らく部屋のドアには色鉛筆とパステルで描いた沖田総司土方歳三のイラストが貼ってありました(笑)

・・・その絵、見たいですか?

残念!

日に焼けてしまったので処分しました。
お見せ出来なくて残念でございます。テヘッ!

と言う訳で、お題にあります「行ってみたい時代」は、
元治元年(1864年)の京都。池田屋事件の前辺りから、
明治二年(1869年)の箱館箱館戦争の様子など、
幕末の最も治安の悪い時期を、何があってどうなったのか、見てみたいと思います。

こういう歴史的な事実とは、大抵勝った方に有利な書き方をされていて、負けた方はやられた以上に、ある事ない事コテンパンに書かれている事が多いと言われます。

今の様に記録装置も無い時代の真実を探るには、残された膨大な資料から読み解くしかなく、それも100%正確な情報かどうかは知りようがありません。

やっぱり、直接見てみないと。
真実は「見る」事から見えてきます。

土方さんは新選組時代、京都の芸妓さんにモテモテだったとか。
そのイケメンな素顔は是非ともカメラに収めたいですな。
そして、トシさま~~と、彼を慕った女性達もね(笑)
お会いしとうござりまする~~www