絵を売る。
絵画教室のお仲間・須藤くんが個展を開催中です。
須藤セイコウ展
2月9日~15日
銀座 月光荘画材店 画室2にて開催中。
午前11時~午後6時まで(最終日は午後4時まで)
須藤君は中東やアジアを旅して、そこで出会った人々を独特のタッチと色でキャンバスにおさめました。
オレンジが映える、中東の風景と女たち。
ペンと淡彩のスケッチやモダンな静物画など、飾りやすいサイズの作品を多数展示してあります。
働きながら、よくここまで描き溜めたもんだと感心しましたよ。
私も個展を・・・と勧められたけれど、
私はすぐに友人知人にあげてしまうので、手元に作品があまりないのです。
いつだったか、師と仰ぐ人に言われたことがあります。
「自分の作品を安売りしてはいけない」
「才能は大事にしなさい」
「タダで手放すのはやめなさい」
そう・・・そうなんだよね。
解っちゃいるのですが、私は差し上げた方が喜び、笑顔になってくれただけで十分だと、ずっと思っておりました。
でも今、そのスタンスを再考するときが来ているようです。
「つるのおんがえし」状態は変えていかなければならない。
やがて、自分の首を絞めるから。
まさしくそうなんですよね・・・
実際に、絵を描く事が段々と負荷になっている。
どこかで割り切る事も大事なのですよねえ。
今がその「学び」の時期であり、一歩前に踏み出す「トライ」の時なのだと思います。
さて、私は前進できるでしょうか????