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かじかのつぶやき

絵を描き 写真を撮り 本を読み 猫と遊ぶ ときどきお仕事な日々。。。

本当にあった怖くない話www

私が通っていた中学校は、2年生の時に統廃合によって新しく開校しました。

1年生の時に通っていた校舎は100年近い年月を積み重ねてきた木造校舎でしたが、廃校と同時に解体され、今は鉄筋コンクリート製の小学校が建っています。

古い校舎だった頃、毎年10月18日になると、校庭に女性の幽霊が出るという噂でもちきりでした。

その日は毎年、男子が校舎に泊まり込んでお化け撮影に挑むのが恒例になっていて、加トサンもその例に漏れず、仲間達と深夜の校舎に潜り込んでお化け出現を心待ちにしていたそうです(笑)

今だったら到底考えられない事ですが、40年以上前は先生もそれほどもうるさく言う事はありませんでした。

さて、一旦帰宅して晩ご飯を食べた加トサンは、着替えて仲間と待ち合わせて再び学校へ。

夜は長い。加トサン達は野球部の部室に隠してある「オトナ向け雑誌」を教室に持ち込み、カメラをセットしたりコソコソお喋りしながら「その時」を待っていました。

夜も更けたころ。。。。

足音が聞こえました。

教室の外から。 加トサン達はドキリとして黙り込みました。

ヒタヒタヒタヒタ・・・

足音はゆっくりと、加トサン達の居る教室に近づいてきます。

誰・・・?

誰・・・?こんな時間に・・・なんで?

仲間は凍り付きました。

ヒタヒタヒタ・・・・足音はさらに近づいて来ました。

恐怖が背中を這い上がってきます。

動けない・・・

そして・・・

足音が教室の入り口の前で止まりました。

その時・・・!!!!!

コツコツ・・・コツコツ・・・

かすかにドアをノックする音が・・・!!!!!

「キャ――――――――――――ッッッ!!!!!!!」

一斉に絶叫する仲間達。弾かれたように、教室の隅っこに逃げる!!!!

息を潜めると、ノックの音は止み、かすかな声がしました。

「ススムくん・・・ススムくん・・・・」

固まる一同。

やがて、脱力。。。。。。il||li _| ̄|○ il||li

入り口の外に立っていたのは、泊まり込んだ仲間のアオキくんのお母さんでした。

アオキくんのお母さんは、泊まり込んでる息子や仲間達の為に、手作りのおまんじゅうを差し入れてくれたのでした。

加トサン曰く、

「あの時はほんっっとーに、怖かったよぉ!!アオキん家のおふくろさんもさ、絶対わざと弱々しい声で言ってたと思うんだよなーwwww」

お腹が空いていたみんなは、出来たての美味しいおまんじゅうをほおばりながら、お化け探索を続けたそうです。

加「うんまいんだよ!コレがさー!!今でも忘れないよーw」

そりゃー美味しかったでしょうよ(笑)

それにしても、夜食の差し入れとか(笑)

のどかでしたねえ・・・

その晩、加トサンはなんの「収穫」もなく朝を迎え、始発電車で家に戻ったそうです(笑)

それから数年後・・・

私が入学した年の10月18日。

恒例行事となった男子の泊まり込み作戦はその時も行われ、同級生男子も数名が参加したようです(馬鹿だねオトコはw)。

その晩、3年生男子の複数名がサッカーゴールのそばに座り込む女性の姿を目撃していたそうですが、残念ながらカメラに収める事は出来なかった様です。

あれから何十年も経ちました。。

今は木造校舎も無くなって、鉄筋コンクリート造の小学校が建っています。

覚えている人も少なくなった「あの日」がまた巡って来ました。

本当にあった怖くない話でした〜www