かじかのつぶやき

絵を描き 写真を撮り 本を読み 猫と遊ぶ ときどきお仕事な日々。。。

折れました・・・

最近、よくタンスやドアの角に小指をぶつける事があります。
昔は無かった事です。
そしたら、TVだったかラジオで「小指をぶつけるのは老化の証拠」という話を聞き、どんより。

身体感覚が衰えた事により、身体の端っこをぶつけやすくなるんですね。
人混みで、肩や腕が擦れ合う事も増えたかもしれません。
自動車の免許を取る時に、学科の教官が「車両感覚を身につけなさい」とよく言っていました。
タイヤが今、道路のどの辺にあって車体の四隅がどのくらいの位置にあるか。
これが解ってないと、バンパーをこすったり、四隅を凹ます訳でして・・・
ええ、私の愛車も盛大にこすってありますよ、ええ。。。il||li _| ̄|○ il||li
ですから、大きい車には乗らないです。四隅が私から「遠すぎて」、車両感覚をキャッチ出来ませんがな・・・(;´д`)

小指や肩、腕をぶつけるのも車をこするのも、同じって事なんでしょうかね。。

という訳で、3日の朝、私は盛大に足の指、それも珍しく薬指を障子の角にぶつけました。
「あいたたたたたあああ!!!」
叫んで悶絶する私に、母は「障子を壊さなかった??」と真顔で訊く。
障子に勝てるような足指じゃありませんがな(涙)

その日は東京は恵比寿で色鉛筆画教室をやる事になっていた私は電車に乗らねばならず、ピョンピョン飛びはねながらもサンダルを履いて駅まで車を走らせました。

そこまではよかった。

電車を乗り継ぐ時に、まだちょっと痛いな、と思ったのですが、そのうち治ると思い、西武線で終点まで。

池袋に着いて、電車を降りようとした途端、ビックリするような激痛が襲ってきました。
(えっ・・・・な、何?)

私はホームの柱に身体をあずけ、改札口へとなだれ込む人混みからそれた場所で、恐る恐るサンダルを脱いでみました。。

そこには、指先が濃い紫色に変わった薬指がありました。
押すとまた激痛です。
よっぽど酷く打ち付けたようです。
恐る恐る指を曲げてみました。すると曲げられました。押すと激痛ですが、押さなければそんなに痛くないのです。

結論=打撲!!

能天気な私は、ちょっとびっこひきつつも、まずはヤマダ電機日本総本店へ。

その3日前の8月31日に、私はAQUOSPADという7インチタブレットを手に入れました。
そのまま持ち歩くのは傷も出来るし落としたら絶対割れる!
ってんで、保護シートとケースを買う予定でいたのでした。

旧三越池袋店が遠い遠い・・・左足を庇いながら歩くと、どうしても超スローになります。
ああ。五体満足ってありがたい。こんな足の薬指の怪我くらいで情けない・・・

でもそのうち歩いてるうちに痛いのも治ってくるさ。
私は能天気全開でヤマダ電機のフロアをびっこひきながら歩き回り、アイパドグッズの多さにげんなりしながらも専用ケースとシートを手に入れ、びっこひきながら更に池袋ショッピングパークに行ってKALDICOFFEEでローヤルゼリー入りハチミツ(加トサンの大好物らしい)を買い(重たいのに)、びっこひきながらイケセイのロフトや書店を探索し、びっこひきながらJR.埼京線ホームをめざし、びっこひきながら恵比寿で降りてアトレ恵比寿でまた探索&買い物。

そして、びっこひきながらよみうりカルチャーの色鉛筆画教室で講師的な事をして、終了後はびっこひきながら「つばめグリル」でお仲間達とお茶して、びっこひきながらまたJR.で池袋に戻り、再びヤマダ電機までびっこひきながら歩いて行き、妹に頼まれたマイナスイオンの出るドライヤーを買い、びっこひきながらイケセイに戻って、地下でお菓子を買って駅の改札を抜けました。

さすがに立ったまま電車に揺られるのは辛いので、特急の切符を買い、座って帰りました。

今まで何度も小指をぶつけて悶絶してきましたが、今回の薬指の腫れはいつもと違います。


でも、足指は動くのです。足指でグーパーが出来る。なので、

折れてるなんて、全く思っていませんでした。

紫色の内出血は2日もするとすっかりひいてしまいました。痛みもそのうちひくだろう。
そう思っていたのですが、腫れと痛みは全くひきません・・・・
長引くなあ・・・もっとも、捻挫だって1ヶ月はかかるし、そう簡単には治らないよな。
打撲だって・・・・

しかし、10日経ってもまったく改善しません。痛みも腫れも。
こりゃもしかするとマズイのかも知れない。

そう思って、行きたくないと思いつつも、接骨院を検索し、駅前にある某接骨院を受診する事にしました。

レントゲンを撮ってみましょう、ってんで、撮ってみると・・・

剥離骨折してました・・・

じぇじぇじぇじぇじぇーーーーっっ!!!

まさか、まさか、まさか・・・・
折れてたなんて!!!

正確に言えば、剥離骨折はポッキリ折れてる骨折とは違います。
丁度爪の真下にある骨が、欠けてる、というか・・・

例えるなら、カップラーメンのフタを半分くらい開けて、お湯を注いで再び閉めても、きっちり閉まりませんよね。そのままにしとくと、少し持ち上がっちゃう感じ。
・・・そんな風になってます(なんて例えだよww)
なので、爪の周りが腫れていて、押すと痛い(当たり前だ)。
押す時にかすかにポキン、ポキン、と言うイヤーな音もするし(怖)

接骨院では「あーやっぱりか」的な顔をされました。
家具やドアに小指や薬指をぶつける人は多いそうです。
そして、折れるケースも非常に多いとか。
でも、足指は動かせるもんだから、折れてるって気づかない。押さなければ痛くないし。
場合によっちゃ1ヶ月も放置して、どうにも痛いってんで受診して骨折に気づくそうです。
なので、10日経って受診てのは「まだ早い方ですよww」と言われました。

そ、そうなんだ・・・(・_・;)みんな、やっちゃってるんだね・・・

「でも、我慢強かったですねえ。相当痛かったでしょう?女の人は痛みに強いね。ボクなんかとても耐えられませんよぉ」
と褒められたんだか驚かれたんだか、よく解らないコメントを頂きました。

でもま、我慢強いんです、私(笑)

その話を帰宅後に母と妹に話したら、母は
「うちの家計は代々、女は我慢強いんだよ」との事。

妹は、
「ねえねえ がまんづよいって にぶいってことかな」
と抜かしおった(怒)(怒)(怒)。
がしかし、当たらずとも遠からず。。。反論出来ない・・・

どうせ鈍感だよっ!(●`ε´●)

全治3週間。テーピングしてもらいました。


やれやれです。

悲劇はそこで終わりませんでした。

その後、骨折ネタをFaceBookに投稿しようと、AQUOS PAD付属のタッチペンを駆使して文章を書いていました。
が、そのうちに眠くなってねてしまいました。。

夜中に寝返りを打った時、固く冷たい金属の様なものが足に触れました。
起き上がり、体勢を替えようと布団に膝をついたとき、かすかに、

「ポキン」

と、何かが折れるような感触がありました・・・

その時はとにかく眠くて、そのまま再び横になって寝てしまいました。

そして朝が来て、布団を見ると・・・

(号泣レベルの骨折)

買ったばかりなのに。まだほんのちょっとしか使ってないのにい!!

哀れ、AQUOS PADのタッチペンはポッキリ折れてしまいました。
応急措置として、セロハンテープで一重巻き。
まったく。
持ち主も道具も、折れてテーピングかい・・・ヘ(´o`)ヘ

これは後でドコモショップに問い合わせてみます。有料だったら、ポイントが貯まるまでテーピングでしのぎましょう(笑)

それにしても、一瞬後には何が起こるか解らない世の中です(大げさなw)。
明日も接骨院行き。これからは身体の動かし方をもっと慎重にしよう(思うだけだが)。

皆様もお気を付けあそばせ☆