かじかのつぶやき

絵を描き 写真を撮り 本を読み 猫と遊ぶ ときどきお仕事な日々。。。

悪化の原因が見えてきた

さて、
先日の通院で甲状腺ホルモンの数値が80から11ちょっとまで下がった事を前記事で書きました。

何はともあれ、良かったです。
基準値よりまだ少し高いけれど、昨秋は180超えだった事を思えば、10分1以下の数値です。

一安心ですわー。

でも、
解らない。
なにゆえ、年明けに下がったはずの数値が、早春にいきなり跳ね上がったのか。
お正月明けの数値は、たしか4くらい。基準値の上限に入っていました。
それが、3月半ばの採血でいきなり80超え!20倍もの数値です。

別に昆布や若布を大食いした訳でもありません。制限していたからむしろ少ない量。

何が数値を上げたんだろう?
主治医も首をかしげるばかりで、原因は謎のままです。

数値が変動するのは、血圧なんかがそうですね。
ちょっと重たいモノを持ったあとや、精神的にドキドキしたり、走った後などだと一時的にやや血圧が上昇しますよね。

それとはまた違うような。
なんだろう?

色々考えて、昨日、ふと思い至った事がありました。

ああ!

そうだったのか。。。きっと、そうだ。。。

荒唐無稽すぎる理由(笑)だけど、これしか思い浮かばない!!

きっと・・・・朝ドラのせいだ!(笑)(笑)

そんな馬鹿な(笑)と笑われちゃうかもしれないけど、
それ以外の原因が思いつきません。

そう、
賛否両論が巻き起こった2012年下期の連続テレビ小説「純と愛」です。
これまで色んなTVドラマを観てきたけれど、毎朝グッタリするほど消耗しつつも最期まで前のめりで応援視聴し続けたドラマは初めてでした。


今思えば、
最初に悪化が判明した3月16日の検査の日は、ドラマ終盤の信じられない様な鞭展開を受け容れられないストレスが満載だった。
4月の再検査時は、放映終了により空の巣状態になった「純愛ロス症候群」のまっただ中(笑)
納得出来ないラストへの怒りと哀しみ、放映終了の寂しさが心に満ちた中での2度の検査結果だけが、尋常ならざる数値を叩き出したのです。

ツイッターなどを眺めていると、ドラマにのめり込むあまり、体重が減ってしまったという人もいました。
それだけ、あの朝ドラはただ見るだけでも体力が必要な、特殊なドラマでした。

そうやって、身体をこわすくらいにハマりましたが、
月日が経てば少しずつそういう思いは軽くなって行きます。
放映終了からそろそろ3ヶ月になろうとしている今では、激怒した終盤の展開ですら懐かしく思えます。
「あり得ない!」と号泣した終盤の展開も、「まぁ、そういうストーリーもアリなのかな・・・」とさえ思える様になってきました。

脚本を書いた遊川氏についても、
ラストはともかく、これだけ視聴者をグイグイと引っ張りテレビに釘付けにしたり、普段あまり朝ドラを見ないと言われる20代30代の視聴者層を増やし(これは主演の二人の影響もあるでしょうが)、一方でこれまでの朝ドラファンからの誹謗中傷の嵐を巻き起こして話題になった事を考えると「色んな意味でw」スゴイ人なんだな、と思わざるを得ません。

そんな風に俯瞰で「純と愛」を見つめる様になってからの血液検査が今回のこと。
薬を増量した結果とも言えますが、それだけじゃないと思っています。
心の状態も作用したんだと信じています。

病は気から、という古くから言われる言葉もありますが、人はストレスであらゆる病気を発症します。
アトリエ・ドガのリーダー的存在だった、今は亡き緑川画伯が、生前こんな事を仰っていました。

「人間はストレスだけで死んじゃうよ」
ストレス性の病気というと、胃炎や胃潰瘍がポピュラーでしょうか。
私は能天気なのか笑)気に病む事があっても、よっぽどでないと食欲が落ちないので胃の病気とは縁が薄いです(笑)
その代わり、大腸に潰瘍を作りました。安倍総理と同じ難病です。

自称能天気な私の人生も、振り返れば山あり谷あり嵐あり、です。
無理と言う自覚がない無理を、長い時間心身に強いていたのでしょうね。
これからは気持ちをゆるく持って行こう。
身体の声に耳を傾けて、無理はさせないようにせねば。。