かじかのつぶやき

絵を描き 写真を撮り 本を読み 猫と遊ぶ ときどきお仕事な日々。。。

本を守って!

とある日曜日、日テレの「バンキシャ!」を見ていたら、武雄市の図書館がクローズアップされていました。

私は台所仕事をしていたので、音声だけ耳に入っていましたが、テレビの前で見ていた妹が、

「いいなあ!いいなあ!羨ましいぞ!」を連発していました。

立派な図書館が欲しい。使い易い図書館が欲しい。

それは飯能市民にとっては、十数年前からの切実な願いでもあります。
理由?
そりゃもぉ・・・手っ取り早く、我が市の図書館に来て頂ければ120%納得されるものと信じています。

早いとこなんとかして欲しい。あれじゃ、蔵書が泣くよ(´;ω;`)
※ただ今、新図書館建設に向けて市も頑張っておるようですが。

そんな中、連休中にとある映画を観て参りました。

図書館戦争 予告編 - YouTube
原作は有川浩さん。
既にアニメやコミックになっている人気シリーズです。
主演は岡田准一榮倉奈々

実に面白かったですよ!

正直、有川さんの小説は読んだ事がありませんでした。食わず嫌いというか。。
加トサンは職場の同僚さんに有川ファンな方がいて、数年前からよく借りて来ては読んでいました。
「面白いよ!!」と何度もススメられたものの、当時はどちらかと言うとノンフィクションジャンルを読む事が多かった事もあり、「いつか読むよー」と適当にスルーしておりました。

今思えばもったいない事したなーって思いますわー。

さて、この「図書館戦争」ですが、あらすじは・・・・↓

メディア良化法なる法律によって、本や映像作品などに厳しい閲覧が課せられる様になった日本が舞台。
この法律によって、メディアは厳しく検閲され、弾圧を受ける事になり、そうした非常識的な圧力に屈しない為に誕生した自衛組織が「図書隊」。
そして今日も、国家が組織する「メディア良化隊」と、それをむかえ撃つ「図書隊」との間で、銃器を交えた激しい攻防が繰り広げられているのであった。。。

ヒロイン・笠原郁は、高校生の時に書店でメディア良化隊の検閲に遭遇し、読みたかった本が検閲対象だった事から取り上げられてしまう。
本を必死で取り返そうとする郁を助けたのは、1人の若き図書隊員だった。
メディア良化隊に真っ向から反論し、本を取り返してくれた優しい図書隊員。
その日から、郁にとって「彼」は憧れの「王子様」となった。

郁はその「王子様」をずっと慕い続けた。
そして大学卒業と同時に図書隊への入隊を希望する。
王子様にもう一度逢いたいがために。
王子様の様に、好きな本を守るために。

念願だった図書隊員になれたものの、新入隊員には訓練また訓練の過酷な日々だった。
郁達を指導する教官はまるで鬼の様で、特に郁には厳しくきつくあたった。
背の高い郁に比べてやや小柄な鬼教官・堂上篤。
容赦ないゲンコツや罵声が飛んでくる毎日。怒りにまかせて「チビ」と言ってしまう郁。
王子様とは正反対だ。なんて嫌なヤツ!

郁は思う。いつになったら、憧れの「王子様」に会えるのだろうか・・・
一方で、猛烈に厳しくしごきながらも、ピンチの時には必ず助けてくれる堂上教官に、郁は自分でも気づかないうちに少しずつ惹かれていく。

そんな時、事件は起こった。
メディア良化隊との抗争が激化する中、郁と関東図書基地の仁科司令がメディア良化隊賛同組織に誘拐されてしまう。

堂上は郁達を救う事が出来るのか?


・・・っと、「非常に粗く」、ストーリーを書いてみましたw
登場人物は他にも非常に魅力的な方々が出演されています。
堂上の友人で同期の小牧に田中圭、郁のルームメイト・柴崎に栗山千明、郁の同期でエリート隊員・手塚に福士蒼太。
そして、小説には出て来ないオリジナルキャラ、関東図書基地司令、仁科役に石坂浩二
さらに、原作を絶賛していて稲嶺司令のモデルでもあった、故・児玉清さんも、写真ですが稲嶺司令役で出演されています。

本を巡って武力衝突とか、現実社会ではあり得ないとは思います。
が、凶悪事件が増える今日、自由に販売されている数々のメディア作品が犯罪増加に影響を与えていると国が判断したとなったら、メディア弾圧はもしかするとあり得る事なのかもしれません。

実際にそうなったらどうなのか?と言う話は難しいので書きませんがw

堂上教官を演じた岡田君は堂上篤そのものでした。
私はジャニーズ系俳優にはてーんで興味がなかったけれど、昨秋朝ドラで風間君にどっぷりハマり、今回また岡田君にもハマりました(笑)彼はいいねえ(*´-`*)

岡田君主演映画「天地明察」もとても良い作品でした。

天地明察 予告 - YouTube

TVシリーズから劇場版も作られた「SP」もハマりました(今頃遅いとか言われそうですがw)

図書館戦争」、小説も読んでみました。


こちらもなかなか面白いです。映像作品とは違う面白さがありました。
シリーズは全6巻。まだ途中までしか読んでませんが、何度爆笑したことかw

ヒロイン・笠原郁を演じた榮倉奈々さんもイメージ通りな女優さんでした。
映画化される前に某雑誌の仮想キャスティング投票で、郁役1位だった事も頷けます。
(岡田君も堂上役でもちろん1位でした)
純情乙女で心がまっすぐで、涙もろくて単細胞wな郁を、アクションシーンも交えて体当たりで演じています。

早くも続編希望が多いそうですが、まー、多分その通りになるんでしょうね。
そしたらまたきっと見に行きますよ。
ツンデレ堂上と、純情乙女な郁の恋の行方を見届けねばならんもの(笑)

こういうエンタメ作品に心躍らせるのも、たまには良いよねえ♪♪