かじかのつぶやき

絵を描き 写真を撮り 本を読み 猫と遊ぶ ときどきお仕事な日々。。。

懐かしさに変わるとき。

普段は殆どテレビは観ない私ですら、
4月が番組改編時期だった事くらいは一応知ってます``r(^^;)

沢山のドラマが3月で終了し、
沢山のドラマが4月から始まっています。

私が大好きでのめり込んでいた朝ドラも終わってしまい、今はもう次の作品が3週目に突入しています。

こちらも脚本家さんが有名どころで、前作と比較してそれはそれは好評です(笑)
毎日の様に賛辞する意見をネット上で見かけます。それは良い事です。
が、新作を賛辞しつつ終わってしまった前作を比較しながら叩き続ける人もいる。
何で今も比較するのかねえ。たまたま前後で並んだだけで、作品自体は全く違う成り立ちだから比較しても仕方ない気がするんだけど。

前作の方が何倍も好きだった私は、酷評されるのがとても哀しいわ(´;ω;`)

お気に入りのモノが他人から誹謗中傷されると、まるで自分の事を言われているかの様に感じてしまう事があります(あんたがのめり込み過ぎじゃソレはw)。

なので、そういう意見は当分の間はシャットアウト。
前作には私も批判的意見を書いた事がありますが、物語が完結した今は、もう批判はしません。
時折、ツイッターで同じ様な感想を持つ方々とのリプライ交換では、批判的な意見が出る事もありますが、それ以外の場所ではもう言わずにおこうと思います。
作品が思い出に変わってきたから。

昔、今井美樹主演で「思い出にかわるまで」というドラマがありました。
結婚を約束した恋人(石田純一)が実妹(松下由樹)と通じてしまい、妹は妊娠する。
妹と恋人の為に、涙が涸れるほど泣いて泣いて、別れを決意するヒロイン。
その辛い出来事が思い出に変わったとき、再会した2人は心から微笑みあい、互いの人生に幸多かれと願って、それぞれの道を去っていく。
アンハッピーエンドでありながら、主演の2人が最後の最後に、とても穏やかな笑顔を見せるので、ある意味ハッピーエンドにも解釈出来る終わり方でした。


朝ドラの前作が終了して2週間以上経ち、この作品もそろそろ思い出に変わってきました。
それ自体を寂しいと思いつつも、時間の経過は人の心を一つの場所につなぎ止めておく事はしませんから、少しずつですが懐かしい作品の一つに変わりつつあります。

自分の中で「懐かしいもの」の引出しに入った作品を、あまり色々と言おうとは思いません。
懐かしさには「愛情」と「敬意」もくっついています。
自分が批判した部分もすべてひっくるめて、大好きな作品に昇華させたいです。
なので、今もなおアレコレ並ぶ批判には、見ても流し見で反応しないかミュートです。
前作と比較しながら新作を賛辞する意見もミュート(笑)

他人の意見に耳を傾ける謙虚さは人間にとってとても大切ではあるけれど、
好きなものをネガティブなものから守ろうと思うのも大切な事だと思うので。

20日夜にはスピンオフドラマ、来月6日には総集編の放映が控えています。
とりあえず今はその2つがとっても楽しみなのでありました\(>▽<)/☆