かすかな希望を残しつつ・・・
ふう。
昨夜はDVDを観ていました。
観ていたのはコチラ↓
- 出版社/メーカー: バップ
- 発売日: 2013/02/15
- メディア: DVD
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そうです。
先日の読んだ本紹介ネタで取り上げた小説の劇場版映画です。
TSUTAYAに言って借りて来ちゃいました。
まだ店頭に並んでから1週間ちょっとの新作なので、最長3泊4日です。
なので、急いで観賞。
原作とは大分違います。
おおまかな物語の流れは一緒ですが、カップルだった登場人物が別の生徒とくっついてたり、もうちょっと優しさのあるキャラクターだったのが、結構トゲのある子だったり。
原作本のある映画は、原作を読んでしまってから観ると、大抵イメージが崩れます。
活字だけで語られた物語は、読んだ人の脳内で実体らしきものを持ち、読んだ人の都合や趣味で色づけされて、脳内スクリーンに投影されています。
私は本を読み始める前に映画の公式サイトを観ていたので、配役については自然に受け容れられました。
神木君が演じた「前田涼也」は、神木君のイメージで本を読み始められたので、そのものズバリな感じでした。
SPECで当麻の弟、一(にのまえ)を熱演してくれた彼が、次はこんな地味で大人しい高校生を演じるなんて。子役時代から芸達者なのは変わりませんね。
もう1人の準主役・菊池宏樹に関しては、ちょっと違うかなあ(´ー`A;)
東出君が好演していましたが、原作ではもうちょっと繊細なイメージなので、違和感を覚えてしまいました。
原作とは大分イメージがかけ離れているのが、映画部の前田涼也が気になっている女子・東原かすみ。
原作では明るい栗色のポニーテールを揺らしていたのですが、演じたのは真っ黒なボブヘアの橋本愛。
涼也とかすみは、中学時代は一緒に映画を観に行くほど仲良しだったのですが、映画ではその辺りは描かれていません。
自分の描くキャストのイメージと実際に演じる役者がピッタリ合致するなんて、不可能と解っていても、やはりその辺で面白さも大分変わってくると思います。
原作は、章ごとに変わる「主人公」の「心の声」で物語が進みます。
映画になると、そこに映像がプラスされるので、ストーリーテラーはいらない。
そこがやはり一番の違い。
やはり、こうした作品は原作を読む前に観ちゃった方が良いかも知れませんね。
とは言っても、
限られた時間の中で1冊分の物語を語るとなると、あちこちが説明不足気味になってしまうのは否めません。。
タイトルは同じだけど、中身は全く違う物、と割り切れるなら、映画の前に原作を読んでみるのもアリでしょう。
読んでおくと、理解も深まりますから。
神木隆之介君の次回作に期待が高まりますね。
そっか、次はSPECかな?
前回映画で倒されてしまったけど、今回も出演するのかな?
いずれにしても、今秋が待ち遠しい限りです☆