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かじかのつぶやき

絵を描き 写真を撮り 本を読み 猫と遊ぶ ときどきお仕事な日々。。。

歌は地球を救う。  ・・・かも?

ここんとこ本当に邦画ばっかり観ています。
映画館で観たのは「映画 鈴木先生」くらいなのですが、
秋から冬にかけて借りたDVDは、


「風が強く吹いている」
ゴールデンスランバー
「キツツキと雨」
「八日目の蝉」
アヒルと鴨のコインロッカー
「まほろ駅前多田便利軒」
「告白」
「荒川アンダー・ザ・ブリッジ」
「重力ピエロ」
「ロボジー」
麒麟の翼」
などなど・・・
テレビドラマなども含めると更に増えまして・・・

邦画は今まであんまり興味がなかったのですが、観始めると結構面白い。
で、次から次へと借りてきたのでした。で、

先日もまた借りてきました。




「フィッシュストーリー」

コレを観たあとにふと頭に浮かんだのは、

風が吹けば桶屋が儲かる」でした(笑)
これは、ある物事が原因で、その影響が巡り巡って意外なところで意外な結果を生む、というたとえで、落語のはなしにもなっていますね。

意味は、ウィキペディアから引用しますと、

  1. 大風で土ぼこりが立つ
  2. 土ぼこりが目に入って、盲人が増える
  3. 盲人は三味線を買う(当時の盲人が就ける職に由来)
  4. 三味線に使う猫皮が必要になり、猫が殺される
  5. 猫が減ればネズミが増える
  6. ネズミは桶を囓る
  7. 桶の需要が増え桶屋が儲かる

 

・・・すごいこじつけです。猫はいい迷惑です。

このたとえを、今回観賞した「フィッシュストーリー」に当てはめると、

「逆鱗」の歌う「フィッシュストーリ-」は、将来、地球の危機を救う。
どこでどう繋がって、どうなるのかは、ナイショです(笑)

1975年。
売れないパンクバンド「逆鱗」の渾身の一曲「フィッシュストーリー」は奇妙な曲で、途中に1分近い無音状態があり、歌詞もちょっとおかしい。

レコーディングされてLPレコードとして発売されたものの、それは彼らにとって最後のアルバムになった・・・・

物語は1975年から1982年、1999年に2007年、そして、隕石衝突が回避出来ず、滅亡へのカウントダウンが始まった2012年まで、その時代に生きた人々を鮮やかに描き出します。


1975年。
売れないパンクバンドの行く末を思って苦しむリーダーの繁樹(伊藤淳史)。
1982年。
友達の言いなりになって、合コンの足に使われる気弱な大学生・雅史(濱田岳)。

1999年。
ノストラダムスの大予言を盲信し、全てを捨てて「教祖」にすがってしまう雅史の悪友・健太郎(山中崇)。

2009年。
ひとたび眠ってしまうと絶対起きない理数系が大得意な女子高生(多部未華子)。
父・雅史の願いで正義の味方になる事を夢見て育った若者(森山未來)。
船でシージャックに遭ってしまった女子高生は、犯人と闘う若者に出会い、心を揺さぶられる・・・

そして、2012年。
音楽プロデューサーだった父が遺した一枚のアルバム「フィッシュ・ストーリー」を聴きながら、レコード店店長(大盛南朋)は、地球の危機は正義の味方5人が救ってくれる、と信じている。

上空に赤々と燃える隕石が迫っていた。あと5時間で地球に衝突する。

そのとき・・・!!!

アヒルと鴨のコインロッカー」もそうでしたが、
前半から沢山の伏線が仕込んであります。
それがラストで一気に繋がり、観ている方は思わず

「おおおお!そう来たか!!」

と、叫びたくなります(笑)

過去の出来事は、全て未来につながっている。
過去、というか、今、ここにいる自分が未来を選んでいる訳です。
今、未来でこうなっていたい、と思う自分をイメージする事が大事。

と、
頭で解っていても、なかなか出来なかったりしますけどね。

でも、
どんな時でも、人を救うのは、希望ですね。
希望を胸に抱いて生きていけば、必ずその先には幸せが待っている。
流した涙も、むくわれる。

そんな気持ちが強くなる、映画でした。
80年代に10代・20代だった世代にオススメ。
懐かしくて、ちょっとせつない。