かじかのつぶやき

絵を描き 写真を撮り 本を読み 猫と遊ぶ ときどきお仕事な日々。。。

もうひとふんばり。

昨日(12月25日)甲状腺の専門医を受診してきました。

11月末に血液検査をしてきたので、その結果を聞くのと、今飲んでいる甲状腺ホルモン剤の追加処方のためです。

検査結果は良好で、甲状腺ホルモンの数値は正常値に改善されていました。

やったね☆
でも、そんなに見違えて元気になった感が乏しいのは、随分前から数値は低かったって事なのでしょうか。
でもまあ、数値が正常範囲ってのは安心です。

でも、危険な数値になっているものもありました・・

ヘモグロビン値が圧倒的に低くて「非常に悪い」と言われました。

ああ。またか。
貧血なのは昔から。自覚症状もうっすら。
仕方在りません。子宮筋腫さんのおかげで、毎月「出血大サービス!」ですから。
これが「あがって」しまえば、多分それは改善される事でしょう。

筋腫を切除すればいいのでしょうが、出来れば切腹は免れたい。
筋腫さんは、ちっちゃいどら焼き程度の大きさ。毎月死ぬほど辛い訳でもない。
数年後の「お役ご免」の日までの辛抱です。

貧血に関しては、これまで関わったドクターの判断が三者三様なのがおもしろい。

「もし事故にでもあって出血多量の怪我でもしたら、まず助からないよ!(キッパリ)」
と仰ったのは、広島漢方を選んだ私に縁切り宣言をした前のUC専門医。
鉄剤を半ば強制的に飲まされました。
3ヶ月後、「あんまり飲むとガンになるから」と恐ろしい事を言って処方を中断。

「結構ヒドイですね。大丈夫ですか?クスリ、飲みますか?」
ヒドイヒドイと言いつつも、鉄剤を飲むか否かについては私の判断にまかせてくれる今のUC専門医。
とっても心配している顔で言われると「じゃあ、しばらく飲んでみます」と言ってしまいます(笑)

「まぁね、自覚症状が無いってのは慣れちゃってるんでしょうね。たまには(鉄剤も)飲んでおいた方がいいと思います、け、ど、ねえ・・・」
女性のドクターで、自身もなんとなく貧血っぽく見える細身の産婦人科医。
筋腫の手術も「あと数年頑張りますか」と、積極的に勧めない。鉄剤も具合悪そうなら飲みましょう程度の診断。

そして、甲状腺の先生は、
「これだけ低いと心臓ほか内臓にとても負担がかかりますよ。今はそれほど解らないでしょうが、もっと年を取ると確実に内臓をやられます。必ず内視鏡検査はして下さい。あ、胃も診た方がいいですよ。胃にも負担がかかります」
と、深刻な顔で仰る。

鉄剤については「何かご自分で方針などありますか?飲まれますか?」
と聞かれたので、
「いえ、何も方針とかありません。飲んだ方が良いのであればそれに従いますので」
と応えました。

そして、一日おきに内服という事で20日分(つまり40日間飲む)処方されました。

男性のドクターの方が貧血を深刻なものと受け止める傾向があるのかしらん?

いえ、貧血は大した事ない、とは言いません。
人によっては非常に深刻な症状に苦しみます。目まい・たちくらみ・全身倦怠感。顔は青白いし爪は白い。
アカンベーをすると、まぶたの裏側が真っ白。皮膚はカサカサになるし髪も細くなって抜けやすくなるし。
朝起きられない、食欲不振・・・などなど・・・辛い症状が目白押しです。

私が当てはまる症状と言ったら、爪が白くてアカンベーすると真っ白、くらいです(笑)
でもそれでも充分、深刻なのかもしれませんね。

もうね、
潰瘍性大腸炎の苦痛を知ってしまうと貧血なんか屁のカッパなので(笑)

安倍さん、総理大臣になられましたね。
私と同じ持病を抱えて頑張ってらっしゃる。
政治方針を支持している訳では決してないのですが、同病仲間として気になっています。
安倍さんが凄く良く効く、と信頼を寄せている「新薬」が私には効かなかったので。。

それも、最初は劇的に効いたのに、後から効果が無くなってしまったから。
安倍さんもそうなりませんように。前回の様にドタキャンしないように。
2回もやっちゃったら、もうダメです。国民の信頼を一気に失うでしょう。
政治生命はそこで終わると思います。
それについては何も思う事はありませんが、再燃の苦痛は本当に辛いです。
あの思いをしないように、任期を全うして頂きたい。同病仲間として。

話を貧血に戻します。
鉄剤を飲んでいると、便の色が真っ黒になります。
他に、胃もたれなどが起こりやすくなり、珈琲や紅茶、緑茶等の摂取の制限が必要になります。

珈琲好きな私にはそれがちょっと面倒だし困っちゃう。
しばらくタンポポやチコリの珈琲に替えようかな・・・やれやれ。

でもま、甲状腺が落ち着いてヨカッタです。ホントに。
健康第一ですね。