かじかのつぶやき

絵を描き 写真を撮り 本を読み 猫と遊ぶ ときどきお仕事な日々。。。

4年前、4年後。

今週のお題「うるう年――2008年の私、2016年の私」
今年は1日多い2月。
たった1日の差ですが、月末業務がとても楽です(笑)
31日あればもっと楽なんだけどなと、毎年思う2月。
今年は1日多いだけで随分と余裕をもってこなせます。


4年前、何していたかな、と思い出してみましたが、なかなか頭に浮かびません。
手帳もつけていない私。やはり何かしら記録を残す事は大事だなと思い知りました。(今はモレスキンとロルバーンの手帳に記録していますが)


そんな中で、前後の年を思い起こして考えると・・・
その2年前の2006年暮れに、私は持病の再燃を経験しました。
気を失いそうな激痛と下血・下痢・嘔吐が絶え間なく襲ってきて、横になるのも辛く、かと言って起きているのも苦痛でしかなく、身の置き所の無い苦しみに悶絶し号泣する日々でした。
ステロイドの服用が徐々に功を奏し、翌2007年の春に緩解状態となりステロイドともおさらば。
ステロイドの副作用が酷かった為、二度と飲まない!と思ったのもこの頃。
そして、今度同じ様に悪化したら、広島のクリニックに行って漢方薬を処方してもらおうと心密かに思っておりました。主治医にはもちろん言えません。


それから1年過ぎた2008年。時折下血が見られるものの、痛みも下痢もなく、非常に良い状態だったと思います。
が、一方で、先行き不安も募り始め、再燃への恐れは心の隅っこにずっとあって消える事がなく、少しずつ、少しずつ、その恐れは拡がって行きました。


2008年に何をしていたのか思い出せないのは、頭の中がその事ばっかりだったんでしょうね。


そんな事考えなければ良かったのに。思考は現実となって目の前に現れるのに。
今だったら、そんなネガティブな未来など「想定」する事など絶対にしないのに。


そして私は「想定」どおりに、翌2009年に再燃しました。
「想定」は忠実に再現され、2010年も引き続き現実となって私を苦しめました。
さらに、2006年の再燃時に心に決めていた「次回、再燃したらステロイドに頼らずに広島に行く」というミッションを遂行すべく下痢と腹痛が続く状態で新幹線に乗りました。
すべて、思った通りになった訳です。


あれからもうじき2年になります。
広島の専門医が処方して下さった漢方のおかげで、私は持病発症以来もっとも良好な状態を維持しています。


今年は2012年。
スピリチュアルな世界では、今年は地球と言うか日本にとっての大転換期だそうですが、そういう実感は今ひとつです。
何となく違う、という気もする一方で、単なる気のせいかも、と思ってみたり。
普段から鈍い私ですから(笑)変化に気づくのはもっとずっと後なのでしょうw


次回の閏年は2016年。
その頃の日本はどうなっているのでしょうか?
東日本大震災から丁度5年経つ事になります。
その頃、東北とそこに暮らす人々や動物達がどこまで救われ、復興が進んでいるのでしょうか?とても気がかりです。
被災された方々の、深く強い悲しみ・苦しみが少しでも癒されますように。
私達は目を閉じて祈り続けようと思います。


阪神大震災にしても昨年の東日本大震災にしても、こうした途方もないクライシスはその度に日本人を強くたくましく優しくしてきた様に思います。


戦後の日本がそうであった様に、苦しみと哀しみの彼方に明るい未来を見いだして歩き出している東北の方々の助けになれるように、国も私達も頑張らないと。


4年後が、心に描いた明るい未来と重なっていますように・・・