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かじかのつぶやき

絵を描き 写真を撮り 本を読み 猫と遊ぶ ときどきお仕事な日々。。。

ど突かれ、踏まれ、押し出され・・・

今週のお題「バレンタインの思い出」
バレンタイン・・・
日本では女子が好きな男子にチョコをあげて告白する日、でしたが、最近は大分様変わりしてきて、まるで盆暮れ正月のギフトみたいにお世話になったあの人この人にまでお贈りするほど拡大してきたようですな。
また、チョコに限らず、アンコの和菓子なんかもあるし甘い物が苦手な男子用にお酒や紳士小物を贈る傾向もあって、チョコでなくてもいいや、な感じ(笑)


とは言え、
チョコレート売り場はお正月を過ぎた辺りから段々商戦がヒートアップしてきて、普段は売ってないようなチョコ好きにはたまらない限定品もあって、私は自分用に買う事が多いです。
そもそも、チョコは女子のお菓子だ!という偏見もありまして(笑)
甘党男子に怒られそうですが(笑)


そんなワタクシも、会社の従業員の為にチョコを毎年用意します。
1人1品じゃなく、一粒チョコが沢山入った大箱をドンと置いて
「ご自由にどうぞ」
というスタイルですが(笑)
ですから、気合いと情熱のこもった「本命チョコ」とはほど遠い「薄い義理チョコ」です。


もう大分前ですが、恵比寿の絵画教室の帰りに某デパ地下で買おうと思い、スケッチブックなどの画材を提げてエスカレーターで地下に降りて行きました。



ビックリ・・・
若い女性達(私より大分年下)が山っほど居る!!!
な、なに?何の特売??タイムセール??福袋??
違います(笑)
チョコを買い求める女性客で、某デパ地下はカオス状態でした。
しかも、いくつ買うんだお前??ってくらい、チョコの入った紙袋を沢山持っていて、更に買おうとしてる。
顔は必死の形相。眉をしかめ眼は真剣そのもの。


テーブルサイズのを一つ買おうとしていた私は、思わず上りエスカレーターに直進しようかと(笑)
いや、待て。今買わないと、明後日がバレンタインだぜ。
間に合わないジャマイカ!!(てか、別に間に合わなくたっていいんだけど)


とりあえず、私はスケッチブックが曲がってしまわない様に持ち替えて(胸に抱えるようにして)チョコ売り場へと「進入」しました。


「うわっ!!!」
後ろからど突かれました。「な、何?」
振り向こうとする間もなく、今度は横から肘鉄を食らいました。
「ちょっ・・・何すんねん!(何故か関西弁)」と言う前に、満員電車の駆け込み乗客に押されるように横にスライド。
顔の両脇を、女達の手がいくつも伸びる。
綺麗に包装された品物を渡そうとする店員に向けて、女の腕がいくつも伸びては引っ込む。
レジはアクセル全開状態で次々に会計が入る。
店員さんの顔は上気していて、額にはうっすら汗が。
とにかくその場に立ち止まれない。品物選びをしているとドンドン押し出されて、隣の店舗にスライドしちゃう。


そ、そんなのアリですか??西○さん!!!
気がつけば、大福売り場のショーケースの前に立ち尽くしてる私。
あり得ない。
本命チョコとしてよく使われる「ゴ○○バ」の近辺なんて、もう店員すらどこにいるのか解らない状態。何を売ってるのかも見えないくらいの大混雑。
なにその血走った眼は?たかがチョコじゃねーか!!
道ばたに落ちたクッキーのかけらにアリが群がるような状態に、呆れると共にムカムカしてきました。


むむむ!何としてもチョコを買ってやる!!
私はスケッチブックを抱えた状態で、とある洋菓子ブランドに群がる女達のすき間に再び「進入」しました。
そう、そこには確か一粒チョコの平たい箱があるはずで・・・・



「痛っっ・・・・!!」
足の中指の付け根付近に激痛が走りました。
ピンヒールで踏まれたのです。その痛さと言ったら(泣)
足元に意識が言ってしまったのが「敗因」でした。
後ろからも横からも押された私は、よろけながら「群れ」の外に排出され、気がつけば私は「追分だんご本舗」の前に立っていました。
感じの良い中年の店員さんに「いらっしゃいませ」と微笑まれました。

その年のバレンタインに従業員に贈ったのは「追分だんご」でした(笑)

でも、それもなかなか美味しかったし、従業員男子にも好評でしたからヨシとしましょうw


もう10年以上も前の話ですが、今はあの時ほどの大混雑は無いように思います。
洋菓子の店舗が更に増えたというのもありますし、それ以上にバレンタインギフトが多様化した事もあるのでしょう。


さて、今年はどんなチョコを買おうかしらね。
自分用と、従業員さん用、そして、加トサン用も。
あ、加トサンはチョコよりも餡コ好きなので、大福にしときましょうかね(笑)