かじかのつぶやき

絵を描き 写真を撮り 本を読み 猫と遊ぶ ときどきお仕事な日々。。。

うろうろ日記。

火曜日は都内をウロウロしています。

用事があって出かける事が大半ですが、何の用事もなく都内に行く事もあります。
先日も、書店にこもって物色しようと思っていそいそと大型書店を目指しました。

一番欲しいな、と思ったのは、 

広辞苑 第七版(机上版)

広辞苑 第七版(机上版)

 

 広辞苑

辞書って好きなのです。
小学校の時に買ってもらった「こくご辞典」が当時の愛読書で、暇さえあればページを繰っておりました。編者は確か金田一京助先生だったと思います。

オトナが使う辞書と比べたら、挿絵や写真が多くて図鑑の様でもありましたが、子供が持つ「知りたい」気持ちに答えてくれる先生の様な存在でした。

大きな辞典が欲しいなと思っていた頃、母方の叔母が結婚して、引き出物がなんと、
「広辞林」という、分厚い「オトナの国語辞典」でした!

もー、嬉しいのなんの(笑)
広辞苑よりやや薄くて、三省堂書店から出版されているものです。

その後、辞書熱はしばらく冷めてしまいましたが、数年前に読んだ、 

舟を編む (光文社文庫)

舟を編む (光文社文庫)

 

これを読んで、辞書って凄いなとかまた熱が上がってきたのですが、
置き場所とか買うタイミング(なにしろ重いしデカイし)を考えて、まだ躊躇しています。

広辞苑も、新版が出たばかりですが、すでに修正箇所もいくつか出てきたようなので、
買うとしても、改訂版待ちですな。。。。

で、何を買ったかと言えば、 

人生の旅をゆく 2

人生の旅をゆく 2

 

 ホントに久しぶりに手にとったよしもとばななさんのエッセイ。
彼女の紡ぎだす文章がとても好きで、年齢も近いこともあって「キッチン」「哀しい予感」「白河夜船」「TSUGUMI」など立て続けに読んだものです。

やっぱり、似たような思考の持ち主の文章は読みやすく感じるし親近感がわきます。

10代の頃は向田邦子さんのエッセイや小説が大好きで、向田先生の美的感覚や美味しいものへの飽くなき探究心に、読むたび心酔したものです。
高校3年の時に読んだエッセイは宝物でした。 

新装版 眠る盃 (講談社文庫)

新装版 眠る盃 (講談社文庫)

 

 20代になって、出会ったのがよしもとばななさん。 

キッチン (角川文庫)

キッチン (角川文庫)

 

「キッチン」は何度も読んで、
冬の冷たくて重たい夜空に、小さくポツンと輝く一番星に出会えた様な、感動がありました。

全作品読んでいる・・・訳じゃないのですが(^_^;)
時々読みたくなるんですよねえ〜〜

気がつけば、お昼になってる!
どこでご飯にするか・・・
行ってみたのがコチラ。

dompierre.jp

野菜カレーを頂きました。
大きな野菜がゴロゴロ入っていて、美味しい欧風カレーでしたよ。

ルーがグツグツです。猫舌の方はご用心。

その後、イケセイのロフトで便箋など物色。
最近は、文章を書く、と言うとパソコンでキーをパチパチ・・・・が多くなりました。
あ、この文章もそうです。

でも、本当は紙にペンで文字を書くのが大好き。
日本人は筆記用具で文字を書く事がめっきり減ってしまいました。
学生のテストもマークシート方式などで、文字を書かない。
手書き文化は書道という芸術の世界でしか残らないんじゃないだろうか・・・
そんな事を危惧してしまう今日このごろです。

便箋と封筒を買い、地下でフランスパンを買い、地元へ向かう電車に乗りました。

こんな、どうでも良い一日が、年に数回あります。
何もない一日をウロウロする事で消費しました。

ビルの谷間に見え隠れしているオレンジ色の夕焼け空を電車の窓からぼんやり眺めつつ、
明日はまた仕事だなー、とか考えてる私。

そして群青色の夜が来る。

ウロウロ、楽しかったです★

人生のらりくらり。

2018年、明けたと思ったらすでに1週間経ってシマタヨ!!
色々と慌ただしい1月、アクセルを少し強めに踏まないとミッションが終わらない。
自分で自分を忙しくしているだけなのに、ついつい周囲や環境のせいにしてしまう私です。

年末年始はバタバタしているうちに通り過ぎて行きました。

暮れの大掃除&おせち作りは毎年の重労働で、
黒豆やら栗きんとんやら、砂糖を大量に消費するおせち料理を次から次へと作り倒し、
ガキ使も紅白もろくに観ぬまま、最後に洗い物を大量に食器乾燥機にブチ込んで、

私の年末はオワタヨ!\(^O^)/

終わったら、寝る!

紅白、どっちが勝ったって?知らんわ!

ガキ使のゲストは誰?知らんわ!

除夜の鐘?知らんわ!

 

もーーー、寝るっっ!!!!


気がついたら、午前零時。
うわーっ!Σ(・□・;) 年が明けちまった!!

傍らでぐうぐう寝ている加とさんをゆすり起こし、

「ねえ!年が明けちゃったよ!新年だよ!しんねん!」

加「んが・・・おへれほ(おめでと)・・・」
 「くかー」(また寝ちまった)

しょーがない、私も寝る(コテン)zzz

 

とまー、こんな調子で、2018年は慌ただしく我が家にもやって来ましたよ。

年末年始の顛末はコチラに書いた通り。

2018年は、これまで培って来た事や経験したことを次のステージに活かして行く事になるそうで(某占いの鑑定)次のステージって何だろうな?と思いつつ、これから起こる出来事へのワクワクや未来へのそこはかとない不安を味わいつつ、受け容れていこうと思う今日この頃です。

絵も描いたり、
本も読んだり、
映画も観たり・・・・

お正月三が日は、クリストファー・ノーラン作品の「ダークナイト三部作」を観てました。 

バットマン ビギンズ [Blu-ray]

バットマン ビギンズ [Blu-ray]

 

いやー、ノーラン監督はスゴいわー。
インセプション」を観た時はさほど衝撃を覚えなかったんだけどなー。

 

撮りためたドラマも視聴しました。
最近気に入ってるドラマは守人シリーズ!

www.nhk.or.jp

映画やドラマを見て楽しむ事の理由を考えた時、
苦難にさらされる主人公と同化して、勇気やパワーをもらう事なのかなって思いつきました。

もっとも、絶対に追体験したくないレベルの苦難だけど(笑)

 

今年もまた面白そうな映画やドラマや本を見つけて楽しもう。

2018年の抱負は、そんな感じでゆるく楽しく生きられたらなと思います。

今年もよろしくお願いいたします☆

ふうちゃん、退院!

さて、ご報告が遅くなりましたが、

ふうちゃん、無事退院しました!

もっと長くかかるかと思いましたが、
10日ほどで帰って来ました。

血液検査で、腎不全を示す数値が正常値の1.5倍に跳ね上がり、緊急入院となったふうちゃん。

実は、前回の記事には書いて居なかったのですが、
具合が悪くなる2日ほど前によその♂猫と朝っぱらに大げんかを繰り広げていました。

朝の5時過ぎに猛烈な唸り合い。
大抵はそのまま離れていわゆる「口喧嘩」で終わるのですが、その朝は取っ組み合いの大げんかに発展!飛び起きて助けに行くも見失い、30分後に自力で帰って来ました。

その後、ご飯も食べずに猫コタツにこもりきり。
(あー、負けたのね)

ふうちゃんは若い頃からよその猫と大乱闘を繰り返して来ました。
その度に大怪我をして入院する事数10回。
病院に行くと、受付のスタッフさんにはいつも笑顔で、


「あらぁ、ふうちゃん、ケンカ?今度はどこの怪我?」

と聞かれました(笑)


私「いえ、今日は、あの、ワクチンで・・・(^◇^;)」



男はバカだなと思う訳です(但し猫に限る)。

痛い目に遭ってなお、闘いを挑む。
全然懲りない。

で、勝った時と、負けた時の、帰宅後の行動が違う。

☆勝った時☆

「ニャーッ!ニャーッ!ニャーッ!ニャーッ!」
あちこち血が付いた状態で大声で鳴き、餌をはよ出せ!と催促。
猛烈な勢いでご飯を食べ、水を飲み、またご飯を食べ、それを何度か繰り返すとようやく落ち着いたそうで、汚れた身体を毛づくろい。
そしてぐうぐう寝てしまう。

▼負けた時▼

「・・・・・・」(無言で帰宅)
餌には目もくれずに2階へあがり、部屋の隅っこでコソコソ毛づくろい。
「あー、ふうちゃん、今日は負けちゃったのかなー」とか言って近づいて撫でてやろうとかしようものなら、
「ウウウウウウウウウウウウウウウウーーーーーーーー」(低く唸る)

日本語訳『ほっといてくれよ!オレは今1人になりたいんだ!あっち言ってくれ!』

半日ないし2日間はひきこもり状態で、それが過ぎるとケロッとして部屋から出て来る。

今回はこの↑↑↑のアクションでした。
が、いつもと違う「異変」が起きていました。

猫コタツの中で立ち上がった時、変なよろけ方をしました。
水を飲もうとしてコタツから出て来た時、左足が地面につけないようで、びっこをひいていました。

こりゃ噛まれたか引っかかれたか、どっちかだ。

ともかく医者に診て貰わない事には、どこに怪我を負ったのかもわかりません。
触ろうとすると激おこなのです(;´Д`)

加とさんが仕事を休み、ふうちゃんをかかりつけの動物病院につれて行きました。

そして、血液検査の結果、腎不全の数値が驚くほど上昇していました。

怪我の箇所については、出血も無く分かりにくいので後日調べる事に。
でもそれはあっけなく判明しました。

傷口が腫れて盛り上がって来たのです。
傷の内部に膿みが溜まり、やがて傷口から「噴出」して腫れが引き、治って行く。
腫れておおきな固まりを持つ化膿性の傷は、左前肢に現れました。

そうか、そこを噛まれたんだね。
剃毛すると、くっきりと爪が刺さった後が。


傷口は徐々に小さくなり、歩き方も以前と変わらなくなったので治療終了。

腎不全の数値も点滴が功を奏して正常値を下回るほどに。

腎不全は投薬が高価ゆえ、治療費が非常に高くなってしまうのですが、
これまでの怪我入院の時とさほど変わらない金額でした。

迎えに行くと、もうニャーニャー大声で鳴いて怒ってるw

日本語訳『早くココ(ペットキャリー)から出しやがれ!オレはもうどっこも悪くねーんだよ!!』

病院から自宅まで延々と吠えまくるふうちゃんでしたが、
家に着くとさっそく家の周りをパトロール

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くんくんくんくん、匂いを嗅いでいます。

自分を酷い目に遭わせたライバル猫の匂いが付いてないか気になるのでしょうか。
そしてまたニャーニャー鳴いて餌をねだり、再び庭に出てまた戻りニャーニャー。

そういうハイテンションな行動を何度か繰り返したのち、疲れたのか、

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午後の陽が差し込む部屋で昼寝。

痩せたね、ふうちゃん。

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怪我をして腫れた部分は治療の為に剃毛。
黒いほくろの様な点が、爪か牙が刺さった痕。
かさぶたになっています。

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剃った部分の毛が生えそろうにはまだ大分かかりそうだけど、
家に帰れて良かったね、ふうちゃん。


動物病院の院長先生も驚いていたけれど、
16歳と言う、人間なら80超えのお爺さんで、はるか昔に去勢手術も済ませてあるのに、相変わらずケンカっ早いふうちゃん。

高齢猫の腎機能低下は猫の宿命でもあるけれど、
保護した時から栄養失調から来る腎不全の兆候があったにもかかわらず、
復活が早いふうちゃん。


やはり、自然の中で自由気ままに暮らしているせいなのか、
猫にとって完全栄養食と言われるネズミを、若いうちからたらふく食べていたからなのか、

体力気力は同年代猫より大分若いようです。

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16年前の12月。
保護したばかりの頃。
左後ろ脚がポッキリ折れていた子猫を、
今もお世話になっている動物病院で骨を繋げる手術をしてもらい、退院してきた日の夜。
加とさんに抱っこされてるけど、まだ気を許してなくて緊張してる。

あの日、
裏庭から聞こえるか細い子猫の鳴き声に気づかなかったら、
ダンプが何台も行き交う国道で足を引きずりながら渡って、
あっと言う間に潰れてしまっていたかもしれない。

そう思うと、この子は本当に強運なんだなって思います。

今もずっと、その強運は続いてる(多分)

お爺さんになったけど、まだまだ元気で長生きしてね、ふうちゃん

ふうちゃん、入院。

ふうちゃん、御年16歳と4ヶ月。
裏庭で後ろ脚を引きずりながら鳴いていた子猫を保護したのが、

2001年の11月18日。

あれから16年。

相変わらず食欲旺盛で、好奇心も強い子だったけど、寄る年波には勝てず。
保護した時、栄養失調から来る腎機能低下が見られたのですが、
今夏まで「やや弱い」程度の数値でずっと様子見状態でした。

室内外を自由に行き来して、
季節毎に移ろう風のにおい、花の香り、日差しの心地よさを体感しながら、日々を過ごして来たふうちゃん。

ハンティングが得意で、若猫時代は日に5匹も野ネズミを捕まえてきては、
頭からガツガツバリバリと食べてしまったふうちゃん。
高いご飯をあげてたのに、野ネズミは別腹だそうです(;´Д`)
野ネズミ以外にも、
ハト、ジョウビタキヒヨドリ、ウグイス、スズメ、ガビチョウなどの野鳥、
コウモリ、トカゲ、リス、自分より大きなムササビまで捕まえて来ては、
飼い主をブルーにさせたふうちゃん・・・

ケンカも大好物で、秋になると近所のオス猫と派手なドンパチを繰り広げ、
怪我による入院は年数回、頭をボコボコにされたり尻尾を食いちぎられそうになったり、アライグマに顔を十文字に裂かれたりと、
「武勇伝」は数知れず・・・治療費は天井知らず・・・


人間で言えば80代半ば。
最近は(やっと)行動半径も大分狭まって来ていました。

それでも、早朝の林道散歩が大好きで、
私と加とさんが家を出て林道を歩き始めると、いつも先頭に立ってタッタッと歩き、途中で草むらに分け入って、色んな匂いを嗅いだり、オシッコしたり、草を食んだり。

ここ数ヶ月は、
私のひざ痛が悪化して、緩い坂道を歩くのが辛くなってしまった為、
朝の散歩はお預けでした。
それがつまらないらしく、玄関先でニャーニャー鳴いてお散歩行こう!とせがんでいたふうちゃん。

ごめんね。

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庭先で昼寝するふうちゃん。

老いの足音は間近まで迫っていたけど、まだまだ大丈夫と思っていました。

そして、それはふいに訪れました。

食欲が落ち、猫コタツから出て来ないふうちゃん。
水だけは沢山飲み、ふらつきながらまたコタツにこもる。
これまでも時折そう言う事があり、原因は大抵、ちょっとメンタルで落ちる様な事があったから、でした。

今回もそうなのかなと思いましたが、いつもと違うと気づき、加とさんが休みを取って動物病院へ。

腎不全が進行していました。

即、入院。点滴と検査による治療が始まりました。

普段の生活で、悔やむ事は多々あります。

ずっと元気だと思っていたけれど、時計の針は戻せない。止められない。

頭を撫でると、小さく鳴いてノドを鳴らしていたふうちゃん。

治療は始まったばかり。

退院したら、またお散歩行こうね。
いっぱい抱っこしてあげるから。

一日も早く、元気になってね。

日々の幸せ。

今年もまた11月がやってきて、

私は、1つ年を取りました。

私、こんな年になったのか!
我が事ながら、驚きます(笑)
だって、
精神年齢はさほど年を重ねていないので。

加とさんなんか、再来年には還暦だってのに、未だに

「心は小学5年生!」ですよ。

私だって、

「夢見る乙女」のままですよ。
 ※乙女という単語に、どうぞ突っ込みはご遠慮ください※

半世紀以上生きて来たのに、心がついていかない。
まだまだ未熟で不完全な人間だと思っています。
精神年齢が上がれば人として十分成熟しているかどうかは、

昨今のオトナ社会を見ていると、何だかそれも違うのかなとさえ、
思う今日この頃です。

2017年もあと1ヶ月ちょっとでおしまい。
今年を振り返るにはまだ少し早いけど、
色々あった割りには今年も幸せに生きられたかなと思います。

幸せの度数は人によって様々でしょうが、
飢える事もなく、
刃や銃声に怯える夜もなく、
雨露をしのぐ場所があって、
暖かい衣類と夜具がある生活が送れるならば、

それは幸せな事だと思っています。

先々の事を思いつのれば、悠長な事を言っていたら叱られるのかもしれない。
政治経済、国際問題をもっと学んで、危機感を持たねばいけないのかもしれない。

確かに、そうなのかもしれないけれど、
まずは、身の回りの日々の暮らしを、
手の届く範囲の身近な存在を、
愛おしみ、慈しむところから始めたい。

自分自身を大事にしたい。
最近は特にそう思います。

様々な病気を抱えてなお、アチコチに不具合も出始めるお年頃(笑)

数日前にも、貧血を起こして職場でダウン。

過多月経がもたらす血流不足は、年に1,2度、叛乱を起こす。
今年はそれが初めて起こり、青白い顔で机に突っ伏し、しばし動けず。
翌日、以前から予約してあった鍼灸院に行こうか止めようか、散々逡巡した末、頑張って外出。
都内までの急行電車内は混んでいて、終点池袋までずっと立ったままだったから、怠さMAXで生首・・・じゃない、生あくび連発(^◇^;)
酸欠状態にならぬように、ゆっくりと深い呼吸を繰り返し、時折目を閉じて寝たふりw

そんなヨタヨタ状態で鍼灸院に行ったのですが、行って良かった☆
身体がホカホカ温まって、心の倦怠感も癒やされました☆
私が便りにしている鍼灸院はコチラ↓↓(女性専用。スタッフも全員女性)

vv-b.com

元気が無いと、出来ない事が沢山あります。
元気は出そうと思っても、元気の素を切らしてしまうと出て来ない。

そんな時は、こうして誰かの助けを借りてみます。

ゴルゴ院長にも長い事助けてもらってます。
先日も新たな「ワザ」をご披露して戴きましたぞよ(笑)

www.abc-seitai.com

頭痛が酷かったのですが、
院長が背中をサササッとさすると、
「何か」が背中を立ちのぼるような気配がして、院長曰く、

「今、色々出てる途中♪」←いつも楽しそうw

な、何が出てるんでしょうか?((((;゜Д゜)))))))

やがてそれは後頭部からじんわりと消えていき、頭痛が解消しました。

あれは一体なんだったんだ!!!!(*゜д゜*)
※まー、治ったんだから何でもいいけどwww


こんな風に、
私は助けを借りながら自分自身を癒やしつつ、
出来る範囲で日々穏やかに幸せに暮らしています。

好きな事を楽しんだり、本読んだり映画観たりテレビ観たり、
仕事ももちろん頑張って(時々さぼって)月日を重ねて生きています。

呑気だと言われればそれまでだし、
呑気に生きるのも悪くない。

何かを成し遂げなければと、焦る事もない。
やらねばならないと自分を追い詰める事もない。

苦手な人とは距離を置く。人間関係の無理はしない。

その繰り返しが、未来に繋がると思っています。
未来は現在の積み重ねだから。
今、楽しいならその先も楽しいはず。

今、辛かったら、
同じ様な辛い未来を引き寄せそうな気がします。

だから今。
今の自分を大事にしましょう皆様←強引なまとめに入った(笑)

人生も後半ですから、楽しい事に集中して生きて行きましょう皆様☆

続いていた物語〜奇跡は生まれ、命は繋がる

さて、
前回私はクリストファー・ノーラン作品ネタを投下したのですが、
一ヶ月経って、
今度はリドリー・スコット作品ネタを投下してみました。

なにげに映画鑑賞は好きなのですよ。ええ。

リドリー・スコットと言うと、

真っ先に浮かぶのが「エイリアン」(1979年) です。

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あれは怖いっ!!!!
それまで「怖い映画」と言うと心霊モノしか浮かばなかった私に、

「宇宙の未確認生物は怖いぞ」

という新たな恐怖を持ち込んだ「記念碑的作品」です(笑)

その時に、
リドリー・スコットと言う人は、人の心を揺さぶる映像を創りだす事に長けた人なんだなと若輩ながら強く感じました。
( その後、エイリアンはジェームス・キャメロン監督によるパート2が制作され、リドリー・スコット作品の様なヒタヒタと忍び寄る恐怖・・・ではなく、SFアクションと言う様相を呈したものになった←それはそれで面白かったけど)

 

 

エイリアンを観てから、3年ほど経った頃。
私は御茶ノ水のデザイン学校で造園デザインを学んでおりました。
インテリアデザイン科の生徒と合同の授業で、街を彩るオブジェの制作をグループで行う事になった時、同じグループのオノガキくんから、

「この映画知ってる?これはいいよ! 凄い面白かった!観た方が良いよ!」
と、熱心に勧められたのが、この映画でした。

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リドリー・スコット監督作品『ブレードランナー

舞台は2019年の近未来。
人間の代わりに労役などを担う人造人間「レプリカント」が「進化」して、人間に刃を向ける様になり、その殲滅任務を負った捜査官・デッカードハリソン・フォード)と反逆レプリカントの闘いを描いた作品で、公開当時はさほど人気が出なかったものの、クチコミで人気が広まり、再上映やディレクターズカット版公開など、根強い人気を保つカルトムービーとなりました。

私も、オノガキくんに言われるまで公開すら知らず、熱心に勧められても今ひとつ腰が重くて、そうこうしているうちに上映終了。

うんと後になって、レンタル店にて借りたVHSビデオで視聴したのでした。
もうね、映画館で鑑賞しなかった事を悔やんだ悔やんだ・・・


ハリソン・フォードの魅力全開で、美しいレプリカント、レイチェルを演じたショーン・ヤングや宿敵レプリカント役のルトガー・ハウアーダリル・ハンナの強烈な演技に釘付けっすよ!

その後、ファイナル・カット版も視聴し、音楽を担当したヴァンゲリスの旋律に改めて心奪われました。

超大作、と言うカテゴリには入らないけれど、
斬新な映像は35年経った今でも凄いなぁと感じます。

で、ですね、その続編がですね、なんと今年、封切られた訳ですよ!
舞台は、「あれから30年」。
綾小路きみまろ氏は「あれから40年」と言うネタでオバサマ連中を笑わしてますが←違う

ここでストーリーを書いてしまうと、
「衝撃の展開」にビックリ出来ないので書きません。

まさに、

「そう来たか!!!」と思わせる展開でした。

とりあえず、予告編だけ観て下さいまし↓↓↓


映画『ブレードランナー 2049』予告2

今回、リドリー・スコットは製作総指揮に回っていて、監督は「メッセージ」のドゥニ・ヴィルヌーヴ

「メッセージ」も良い映画でした。
ヴィルヌーヴ監督作品と聞いて、ああ、それなら観に行きたいわ♪と思ったのでした。

30年と言う歳月の残酷さと、
人間によって造り出された「一生」を生きるしかないレプリカントの悲哀。
そして、そこに「奇跡」が生まれ、
希望を見出した「彼ら」の新たな闘いは始まり、
「創造主」は新たな歴史を造り出す事を否定する。

それから・・・
一つの希望は打ち砕かれるものの、
産み落とされた「奇跡」は守られていく。

・・・と、ここまでしか書けません。

最後の最後、
老いデッカードハリソン・フォード)がガラス越しに「奇跡」を観る事になるのですが、
ほんの数秒、何とも言えない表情をします。
切なく、辛いけど、希望も残るシーンでした。

ストーリー展開からして、続編は絶対あるはず!回収してないネタがあるもんねw

数年先でしょうが、出来れば早めにw
今度は35年もかけないで作っていただきたいw

映画の中盤で、

主人公の捜査官「K」に話しかける娼婦マリエッティを演じる新進女優のマッケンジー・デイヴィスが誰かに似てる・・・誰だっけなあ・・・誰だろう・・・

と、鑑賞しつつそっちも気になり、帰宅後も延々思い出そうと頑張った結果、

思い出した!!!

80年代に活躍していた女子バンド「バングルス」のドラマー、デビー・ピーターソンだ!!!
「マニック・マンデー」は結構好きな曲ダタヨ♪♪


The Bangles - Manic Monday

 

話が色々飛ぶな・・・(^_^;)

最初に「ブレードランナー」がどんだけ傑作か力説してくれたオノガキくんとは、合同授業終了と共に顔を合わせる機会がなくなり、それっきりになりました。

グループ制作をしていた当時、夏休み中に誰かの自宅に集まって続きを作る事になり、都内の恵比寿駅からほど近いオノガキ家にも、みんなで何度かお邪魔しました。

恵比寿駅に降りたのは、この時が人生で初めてでした。
あれから35年経ち、
私は同じ恵比寿で絵を描き続け、今は色鉛筆画の教室で生徒さんにご指導する事になりました。
縁のある街ですね。

さらにさらに!

同じアトリエで一緒に絵を描いていたKさんがオノガキ家をご存知で、奥様(オノガキくんのお母様)と親しい事を知りました。


「息子さんも知ってるわよ。いつだったか、見かけたわ」
なんと!!!
\(◎o◎)/!世間は狭い! 

 

オノガキくんは案外近くにいた!←いや別に探してた訳でもないし会う事も無いだろうしw

でも、もしばったり再会する事でもあったとしたら、

ブレードランナーの続編観た?すごかったね!」

と、真っ先に聞いてみたいです(笑)

~父と娘の愛情物語~

先月観賞した『ダンケルク』が思いの外良い映画だったので、クリストファー・ノーラン監督の他の作品も観たくなり、TSUTAYAで借りて来たのがこちら。


映画「インターステラー」予告編 クリストファー・ノーラン監督作品 壮大な宇宙と主人公の葛藤描く

公開当時、観に行こうか迷って結局観に行かなかったのを、今になって激しく後悔。
同じノーラン監督の『インセプション』も良かったけど、
その何倍も良い映画だったわー。

*******************
舞台は近未来の地球。

雨が降らず強風吹き荒れる荒れ地で暮らす元宇宙船パイロットのクーパー(マシュー・マコノヒー)は、妻を早くに亡くしてからは義父と2人の子供と共にトウモロコシを栽培してなんとか生計を立てていた。

ある日、娘のマーフは部屋で不思議な物音を耳にする。心霊現象かと疑うマーフに、父のクーパーは気に留めずにいたが、砂嵐が吹き荒れた日に砂埃が創り出した「メッセージ」を解読し、父と娘はある場所へと導かれる。
そこは、何年も前に閉鎖されたNASAの秘密基地で、物理学者らによって新たな銀河の惑星への移住計画「ラザロ計画」が進められていた。
かつてのキャリアを知る博士に宇宙船のパイロットを要請されるも、何年かかるか解らない、帰還出来るかも定かでない未知の宇宙飛行に、愛する家族を想うクーパーは苦悩するも、地球人類を救うために要請を承諾する。

泣きじゃくり、行くなと怒る娘をなだめ、必ず帰ると約束して宇宙船エンデュランスに乗り込む父。地球人が移住可能な惑星を探す旅は始まった。

地球人は救われるのか?
クーパー達探査メンバーは、新たな惑星を見つけられるのか?
そして、生きて再び地球に戻れるのだろうか?

*******************

クリストファー・ノーラン監督はインターネット嫌いを公言していて、特殊撮影も最小限しか使わない事で有名だそうで、先の「ダンケルク」でも実際に戦闘機を飛ばし、船も沈没すれば兵士は冷たい海に投げ出されています。役者も大変だー。


インターステラー」は宇宙が舞台なので、無重力空間に放り出されるシーンは別撮りなのでしょうが(じゃないと逆に怖いって)漆黒の闇は深く、無重力・無酸素の空間がとてもリアルで恐ろしいです。

バリバリの理系ムービーなので、物理学や数学、天文学が得意な人だったら何倍も楽しめるかも。実際の法則や公式に則ったシナリオだそうですよ。

私は理科や数学の授業は「死んだふり」で通してしまったので、小難しい理論が台詞内に羅列されてると、もはや「ナニソレおいしいの」状態なのですが、そんなワタクシでも楽しめました。

元々、SFアニメが大好物で「宇宙戦艦ヤマト」で育ち「機動戦士ガンダム」で青春の日々を過ごしたせいか、理系の要素が濃密でも、なんとか「イメージ」で乗り切れるのかも(笑)

それにしても、
ある惑星での1時間は、地球の7年に相当するとか、それは旅に出た方も家で帰還を待つ方も辛い・・・
自分はまだ若々しくても、幼い子供達はあっと言う間に自分を追い越し老いていく。

切なくて、どこかで似た感情を味わったなぁと思っていたら、ああ、あれだ。
新海誠監督の『ほしのこえ』だ。
愛する人の元に、ありったけの想いを綴ったメールが届くのは、8年後・・・・・・。

宇宙は広い。広すぎる。深すぎる。辛すぎる。

主演のマシュー・マコノヒーはいかにも職人という感じのパイロットを好演。
宇宙飛行士を要請したブランド教授を演じたのは「わわ、年取ったな!」と思わず叫んでしまった、マイケル・ケイン

ブランド教授の娘を演じたのは、アン・ハサウェイ
ショートカットに潤んだ大きな瞳が美しい。

ラストシーンは、ガンダムファンなら「おおお!」と叫びそうになります(笑)

父と娘の愛情物語の終焉は、残酷でもあり優しくもあります。

ああ。映画館で観ればよかったーーーー(´д`)