かじかのつぶやき

絵を描き 写真を撮り 本を読み 猫と遊ぶ ときどきお仕事な日々。。。

100通りの生き方

 Facebookをダラダラ流し見していたら、こんな記事に出会いました。

www.huffingtonpost.jp

今どきでも、表題の様に思う人はいらっしゃるのですか-。
人間は長い年月を積み重ねて行くうちに少しずつ変わっていくものだと思っていましたが、案外根強く残る考え方はあるんですねえ。

私が結婚したばかりの頃は、この価値観が当たり前だったのもあって、毎日毎日、

「2世はどう?」(多数の友人知人より)
「2人で遊んでないでそろそろ子供作らないと高齢になると大変だよ」
「子供出来ましたか?え!まだ?」(同世代の子育て中女性に言われた)
「普通ならもう出来てないとだよね」(同上)
「まだ出来ないのはおかしいよね」(親世代のベテラン主婦数名より)
「跡継ぎ産むのが嫁の仕事だよ」(職場の取引先社長様より)
「女はお産をして一人前」(高齢ベテラン主婦数名より)
「手伝ってやろうか?」(地元のオジサマ複数からのお言葉)
「親は孫の顔が見たいもんだよ」(地元オジサマ達より)
「早く産んで親を安心させてやりなよ」(同上)
「病院行った方が良いね」(先輩主婦達より)
「うちは結婚して半年で出来たけどね」(同年代男性諸氏より)
「仕事ばかりしてると出来ないぜ」(地元先輩ご亭主連より)
「早く〇ちゃん(ご亭主の愛称)をパパにしてやれよ」(同上)
「犬飼うより子供だよ子供!(シェパード飼ったばかりの頃)」(同上)

・・・などなど、もー様々な「助言」を頂きました。
皆様、色々ご心配をおかけいたしましたね。
皆さんの「自分の価値観から出た善意」によっての「助言」ゆえ、
皆さんには「悪気」ってのが1つも無い事は私もよく解っておりました。

が、
この言葉1つひとつが、当時は鋭い槍となって私の心にグサグサ刺さり、血が流れ出していた事は、だーれも知らない。

結婚して20年以上が過ぎると、こんな風に書き出したところで、私にとっては遠い過去の出来事であって、何の感情も湧いてきません。

あー、こんな事も言われたっけねー、ぐらいの感じです。
もっと色々言われていたと思いますが、忘れた事も多く、それでも思い出すとこのくらいは心の隅っこに「記録」としてだけ残っています。

「善意の皆様」の心配をよそに、私は今日も能天気に生きています。
産まない選択をした事は、間違った事じゃないと思っています。
だって、私はとても幸せだから。

もちろん、子供を産むと言うことは、女性にとって大きな幸せのひとつです。
胎内に命を宿し育み、産み出す事は女性に与えられた神聖な作業であり、ある意味で神に通じる大切なお役目です。

母となった女性は美しい。
ネット上でたまにそういう画像を見かけますが、まさに聖母ですね。
子育ての苦労は多々あると思いますが、それ以上に幸せを沢山受け取られているはず。
素晴らしいなぁと思いますよー。

地球に天使が舞い降りた。
赤ちゃんの無垢な寝顔はそんな風に思えます。
我が子を胸に抱き、乳を与える喜びと幸せは、母親にしか味わえない事でしょうね。

そう思う一方で、
結婚と出産は、女性が生きて行く中で選ぶ選択肢のひとつであり、全てではありません。

幸せのかたちは、人それぞれ。
女性が100人いれば100通りの生き方があって、どれを選ぶかは本人次第。

私の周囲にもシングルライフを謳歌している素敵な女性が沢山いらっしゃいます。
笑顔が素敵で若々しい。ちょっと羨ましいです(笑)

こんな事を書くと必ず、


「そういう考え方をする人が増えるから日本は少子化が止まらないんだ」と
言う方が少なからずいらっしゃいますね。

女性が結婚せず、結婚しても子供を産まないと、子供が増えないと、

日本はダメになってしまう!
・・・と言い切る方にも遭遇して、ちょっとビビったw

それよりも、
女性が結婚しなくても、
子供を沢山産まなくても、
子供が今より増えなくても、
大丈夫な社会を作る方が良さそうな気がしますが、

そういう考えは誰も持たないのかなぁ。
まぁ、困難ではあるでしょうけど。

女性が元気な国は、国そのものも元気だそうです。

古い価値観に翻弄されて涙を落とす女性が少しでも減って欲しい。
そういう思いから、↑の記事は心から共感出来ました。
自分らしい生き方を、女性の誰もが選択出来る世の中でありますように☆

久しぶりに、今日は産まない選択をした自分の事を振り返って見ました。
さあ、明日からまた前を向いて歩こう♪♪

新しきつながり。

今年の2月に、
気心知れた仲間達総勢12名と私達夫婦で、三峯神社に参拝して来ました。

きっかけは、

加とさんと私が今年の元旦に、なんと6時間かけて初詣のお参りをした話を、ブログで書いたり実際に話したりした事で、

「お参りしてみたいね!」

と言う思いが仲間内でフツフツと湧いて来たからです。

土日と1日は混むと思い、平日の昼間に決行。
元旦の大混雑が嘘の様な空き空きぶり(笑)
つくづく日本人てのは・・・と、我が身を振り返りつつ、色々思う事もありましたw

神様に手を合わせ祈る時の正式な作法や、神社の由来や祀られた神様についての知識は、正直それほど詳しい訳でもないし、特に知ろうとか学ぼうと言う気持ちも持ち合わせていない、まっさらな状態で向かった拝殿で、目を閉じた私の頭の隅っこでは

「寒いなか遠くからよく来たね」

と言う暖かさを感じるメッセージが小さく点滅していました。

それから3ヶ月。

参拝したメンバーの中には、人間関係や家庭内の様々な事で明らかな「変化」が起こり、それは縁切り効果であったり縁結び効果であったり、それまで変わらないままだと思っていたことが確実に動き出している様です。

かくいう私も、
参拝の2週間後に橋から落ちて肋骨骨折( ̄▽ ̄;)
全治3週間と言われましたが、落下した時に肋間筋も傷めていた様で、まだ時々折れた部分の周囲がチクチクと痛むので、結局5月いっぱいは接骨院通いが続き、全治3ヶ月という「大怪我」となりました。

骨を折る、と言う事は、変容の前触れだとも言われますが、一体どんな現象が私を待っているのでしょうか?良くも悪くも、変わって行く事は受け入れようと思います。

三峯神社に参拝するようになって、多分8年くらいになると思いますが、
その間に切れた縁は数知れず・・・縁切り効果は抜群て事でw

嫌われたり、嫌ったり、その時々で「切れ方」は色々でしたが、そのどれもが「今までありがとう」と、今なら言える。(言う機会は永遠に無さそうですが・笑)

 

そして、
この8年で新たに繋がったご縁も沢山あって、これまた縁結び効果も絶大ですね。

どちらにしても、自分の人生に深く関わってくれた方々ですから、気づきをありがとう、とお伝え出来たらなと思う今日この頃です。

今週木曜日は6月の1日。
またきっと、神社までの曲がりくねった山道は、沢山の車で埋め尽くされるのでしょうね。

すっきりと、身も心も浄めたいと思ったら、

www.mitsuminejinja.or.jp

きっと、気づく事が、ある。

昔は「友達」だったのにね~

前回の投稿で、
 ずっと観よう観ようと思って居るうちに、
  映画ってのは上映が終了してしまう事はよくあります」

と書きました。
まだ上映続けるだろうな、と思い込んでいる作品に限って、
気がつけば終了間近だったりします。

そうならないうちに見ておかないと!

と言う訳で、今回も映画ネタです。

今回見て来た映画はコチラ↓↓↓


映画『キングコング:髑髏島の巨神』予告編

キングコングと言ったら、
私の様な昭和半ば生まれが最初に見たのはアニメだったと思います。

夏休みが始まると、午前中は宿題も外遊びもせずにテレビにかじりついていました。

「夏休み子供劇場」とか「夏休みマンガ大会」等の名が付いた、子供向け番組が放映されるのです。

実写では「悪魔くん」「河童の三平」「ジャイアント・ロボ」などを観た記憶があります。
アニメは当時「テレビマンガ」と呼ばれていて、
アメリカのテレビアニメや国産アニメの再放映でした。

その中にあったのが「キングコング」でした。

アニメのキングコングは、人間の味方でした。
子供たちと仲良しで、悪い奴らをこらしめ、困っている人を助ける親切で優しい巨大なゴリラでした。

♪♪キング~コングは友達さ♪♪
藤田淑子さんが唄う主題歌は「友達」だと言ってますね。

でも、本当は、
見世物にされてNYに連れてこられ、金髪美女を人質にして、エンパイアステートビルをよじ登った末に攻撃されて墜落し、あえなく死亡、と言う切ない物語だって事を知ったのは、大分後になってからです。

今、キングコング、と言うとお笑い芸人コンビの方が有名かもしれませんねw


なので、今更キングコング?と、期待度は低かったのですが、
鑑賞した人の好評価率が高いと解ると何だか見に行きたくなりますw

映画を観るにしても、本を読むにしても、
他人の評価で選ぶ事に違和感を持ちつつも、やはり参考にはしています。

面白かった!! と言う人が多ければ多いほど観たくなる自分を少し嗤いつつも、
GW中のある晩に鑑賞決行です。

トーリーを簡単に説明いたしますと、
ベトナム戦争が米軍の完全撤退によって終わりを告げた1973年。
アメリカの特務研究機関「モナーク」の工作員、ランダと若き地質学者ブルックスが、ランドサット(地球観測衛星)が撮影した地図に無い島の調査隊を編成する事になった。

未開の地へ向かう輸送部隊はベトナムで本国帰還を待つ空軍のヘリ部隊が招集され、
ランダとブルックスは、サイゴンの夜の街で元SAS(イギリス陸軍特殊空挺部隊)の大尉、コンラッドと接触、調査チームのリーダーを引き受けるよう要請する。
コンラッドは危険が伴う仕事だからと高いギャラを要求したが、ランダとブルックスも容認した事から、リーダーになる事を承諾した。

更に調査チームには戦場で写真を撮り続ける女性カメラマンのウィーバー、ランドサットから派遣された科学者も加わって、謎の島「髑髏島」に調査隊のヘリは飛び立った。

調査団は島の上空からサイズミックを投下して爆破させ、地質を調べるのだが、そのさなかにヘリコプターが次々と巨大なサル?に襲われ墜落、爆発・炎上する。
パニックに陥る調査隊。かろうじて生き延びた数名もちりぢりになってしまい、音信不通。

アメリカ空軍のヘリ部隊を指揮していたパッカード大佐は、部下を目の前で殺された怒りに燃え、復讐を誓う。
調査隊のリーダー、コンラッドウィーバーも、墜落したヘリから何とか脱出し、生き残った僅かな兵士と共に島を移動し始める。
やがて彼らは島に生きる部族や、太平洋戦争で島に不時着し、以来28年間も密林で生きながらえたマーロウ中尉と出会い、巨大なサル【キングコング】が島の守り神である事、他に凶悪な巨大生物がいて生命を脅かされるも【キングコング】が島民を守っている事を知り、何とかして他に生き残った仲間と合流して島を脱出する為に動き出す。

島で破壊行動をしなければ、穏やかで知能の高い「キングコング」。
傷だらけになりながら、どう猛な巨大モンスター・スカルクローラーと戦い、島の平穏を守ろうとする【キングコング】の姿に、コンラッドウィーバーは畏敬の念を抱くようになるが、殺された部下の復讐に燃えるパッカードは、ありったけの武器弾薬をつぎ込んでコングを倒そうと画策するのだった・・・

怖そうで実は優しい、と言う設定は、目新しさは無くともやはりツボです。

CGとは言え、腕を振り回して片っ端からヘリを潰して行くコングの凶暴ぶりは恐ろしく、それが実は穏やかなヤツだなんて、ちょっと胸きゅんなのだ(笑)

監督は日本のアニメに強い愛着があるそうで、
太平洋戦争でマーロウと共に生き残った日本兵の名字が「イカリ」。
言わずもがな、新世紀エヴァンゲリオンの主人公、碇シンジの名字だし、
中国人生物学者の名前が「サン」で、これは宮崎駿監督作品「もののけ姫」のヒロインと同名。
キングコング】と死闘を繰り広げるスカル・クローラーは、前述のエヴァンゲリオンに登場する使徒「サキエル」と宮崎アニメ「千と千尋の神隠し」のカオナシをモデルに創り出されたキャラだそう。
(でも、私と加とさんは、サキエルと言うより同じくエヴァに登場した「量産型エヴァ」を想起させるデザインだったと思っているんだけどね)

他にも、
夕日に向かって飛ぶヘリはF・コッポラ監督の「地獄の黙示録」へのオマージュ。

コングを倒す執念に取り憑かれたパッカードはサミュエル・L・ジャクソンが演じているのだけど、この方・・・顔がとってもコングに似てる(笑)
それを狙ったキャストなのかなぁ。迫真の場面でも似てるもんだからついつい笑ってしまったよww

調査隊のリーダーでイギリス軍特殊部隊の大尉だったコンラッドは、イギリス人のトム・ヒドルストンが演じていて、これがなかなかクールなイケメン。
無益な殺し合いは自然を破壊し、更なる悲劇につながる事を誰よりも解っているから全力でパッカードを止めようとするんだけど、パッカードには通じない・・・


この映画、エンドロールの後に続編がある事を予告する様なエンディング映像があるので、エンドロールで席を立たないように☆

それがまた・・・日本人なら「あああ~~~ww」と笑ってしまうような、オマケ映像と効果音なのですよ(笑)
  巨大な我とか、頭が3つある生き物とか、二足歩行の爬虫類型生き物とかね(笑)

いやー、面白かった!
4DX3D版で観たかった!(座席が振動したり水しぶきが飛んだり、光ったり煙が出たりするアレです)
もう1回観たいなーと思ったくらいです。
去年「シン・ゴジラ」を観て楽しめた人ならきっと面白いはず(多分)
気になったら映画館へGO!!


・・・って、

調べたら、殆どの映画館が12日で上映終了ですってよ!!

えーっっ!!!Σ( ̄□ ̄;)

比べずに見よう☆

ずっと観よう観ようと思って居るうちに、
映画ってのは上映が終了してしまう事はよくあります。

最近はその逆で、まだ上映してるのかと驚く事も。


最近のオドロキ。
君の名は。』まだやってんのかよ!!!!

それはまー良いとして・・・w

観たい。
けど、いつ観に行こうか。
なかなか予定が立たない事は多々あります。

先週も加とさんと「いつ、何時の回をどこで観るか?」で散々比較検討し、

私「今夜も9時20分から、わかばでやってるんだよね」

加「行く?」

私「・・・これから?(時計を見る。午後8時)」

加「今から行けば間に合うけど・・・どうする?」

私「・・・いいけど(;゜ロ゜)」

加「んじゃ、行くか!」

私「行くか!」

加「よし!」


晩ご飯食べて片付け終わってお風呂も湧かした後でしたが、
即行で着替えて(シャツを取り替えただけじゃ)財布とメガネとスマホ持って、靴履いてGO!


思い立ったが吉日、ですから!


何を見に行ったかって?
これじゃ!↓↓↓


『ゴースト・イン・ザ・シェル』 本予告

1995年に劇場公開された士郎正宗原作・押井守監督のアニメ作品を、ハリウッドで実写化。

主人公は日本人。それをハリウッドで実写化・・・となると、誰が主人公の『草薙素子(少佐)』を演じるのかと思ったら、美しいスカーレット・ヨハンソン

※キャスティング発表時、アメリカでは東洋人を白人が演じる事に人種差別じゃないかって批判が巻き起こったらしいけど、ハリウッド版なら白人起用もあり得る事だろうから、特に問題だと思わないけどねえ・・・※

じゃ、名前はどうなるんだろう?
白人女性のスカヨハに『Motoko Kusanagiと言う名前をつけたらビミョーじゃね?
でもやっぱり主人公は草薙素子がしっくり来るよなぁ。

などと、観賞前は色々考えていましたが【オリジナルとの比較検討】はしない方が映画を楽しめると思い、上映直前に封印。

どんな映画でも大体そうなんだけど、オリジナルと比較したら、どうしたってオリジナルの方が良く見えちゃうのは避けられない。

先日も大ヒットコミック「3月のライオン」の実写版前編を観賞してきました。


『3月のライオン』予告編

羽海野チカさんが描く、ほのぼのとした絵柄を実写化するとどうなるのか興味津々でしたが、2次元のコミックと3次元の実写を比べたらどうしたって違和感は湧いてしまう。

3月のライオン」の原作漫画は将棋界で繰り広げられるドラマの他に、下町に住む3姉妹と主人公の暖かくて優しいふれあいがコメディタッチで描かれているけれど、
実写映画の前編は「将棋の家の子」として育てられた少年・桐山零の悲しい生い立ちや次々に迎える盤上での死闘、棋士同士の確執・友情、義理の姉弟との間に広がる軋轢と歪んだ愛情・・・そう言ったハードな面が強調された展開で、原作ファンは不満も多かった様子。

これまで観てきた漫画原作の実写やアニメで、原作より良い!と思えた作品はどうしても少ないので、今回もそういうレビューに傾く事と前もって割り切って、
原作との比較は出来るだけせずに、オリジナルを観るような感覚で観賞しました。
そうやって観た方が楽しめる気がします。
3月のライオン」前編も、とても良かったです。


話を「GHOST IN THE SHELL」に戻しましょう。


午後8時。

急に思い立って出かける支度をして車に乗り込み、いざ、ユナイテッドシネマわかばへGO!

・・・ですが、9時20分からの回は【4DX3D】の特別興行枠でした。

4DX、と言うのは、昨夏「シン・ゴジラ」の観賞時に体験しましたが、いわゆるレジャー施設などにあるシミュレーションシアターの様なもので、スクリーン画像に合わせて座席が振動したり、前の座席背もたれから水しぶきが飛んだり、自席の背もたれから強い風が吹き付けたりする「どーだすごいだろ!演出」が付いた上映です。

しかも3D。
これは一昨年の夏に観た「ジュラシック・ワールド」で3Dグラスをかけて観賞しましたが、まー、別に立体映像でなくても十分恐竜さん達は怖かったですよ。

そういう特殊効果にはそれほど興味が無くて・・・

てゆうか、普通でいいよ!!


ではどうしてその枠での上映を選んだのかと言うと、

日本語吹き替え版だからです。


今回の日本語吹き替えは、1995年のアニメ版GHOST IN THE SHELLで、キャラクターを演じた声優さん達が吹き替えを担当しているからなのです。

これは大きい!

アニメ版と比較はしない、と決めていたけれど、アニメ版で馴染んだ声を再び聞けるヨロコビの方が勝りましたw

特に、草薙素子を演じた田中敦子さんの深みと強さのにじむ声が良い!最高!


ちなみに、4DX3D吹き替え版は、
オトナお一人様3,200円でございます。

た、高い・・・((((;゜Д゜)))))))

がしかし、私と加とさんは「夫婦50割引」というサービスが適用されるので、

お二人様で5,000円でございます。ー1,400円。(3Dグラス付き)
それでも一般料金1,800円より割高。
 ※一般上映は夫婦50割引だとお二人様で2,200円です※

映画の感想ですが、

 

面白かった! です。

スカーレット・ヨハンソンがやっぱりとても美しい。

名前は草薙云々ではなく、ミラ・キリアンと言う名前でしたが、
ちゃんと「草薙素子」の名前も意外な所で出て来ます。

日本からの参加は荒巻役のビートたけしさんだけだと思っていたら、
桃井かおりさんも重要な役どころで出演しています。
桃井さんは字幕版では台詞を英語で喋っていますが、吹き替え版では桃井さん本人が演じているのかと思ったら、桃井さんの声そっくりに、声優さんが演じていると解り、二度ビックリ!\(◎o◎)/スゲー!

3Dの巨大な立体広告が揺らめく香港のビル群。
どこかで似た風景を見た事あるなぁと思って居たのですが、30年以上前に
ハリソン・フォードが主演した「ブレードランナー」の街並みを思いだしました。
雑居ビルとビルの間に細長く見える空を飛ぶジェット機
これはアニメ版にも出て来る光景。
そこかしこに、アニメ版へのオマージュが散りばめられています。

(ああ。比較せずに観賞、と言ったけど、やっぱりどうしても並べて観ちゃう私)

全身を義体化し、わずかに残った脳と【魂=GHOST】を移植して誕生したミラ。
義体化に成功したオウレイ博士をフランスの女優、ジュリエット・ビノシュが演じているのですが、若かりし頃の可愛らしいビノシュの記憶が残っていたので、貫禄ついたなーと実感。さらに私と同年代と解って三度目のビックリw

ミラの相棒となるバトーは犬好きで、アニメ版の続編「Innocence」ではバセットハウンド(ハッシュパピーのマスコット犬)を飼っていますが、実写版では面倒を見ていた野良の1匹(バセットハウンド)を身近において可愛がるシーンが出て来ます。

賛否両論あるようですが、なかなか面白かったですよ。
楽しもう、と思ったら、オリジナルはなるべく頭から消して見る事です。
ほどほどにオリジナルと比べつつ観たい人は吹き替え版を強くオススメ☆

映画が終わり、エンドロールのところで、
アニメ版ファンだったら「おおおー(≧ω≦)♪」と言う気分に浸れます。

それが何か?は観てからの お・た・の・し・み♪(滝川クリステル風味で)

そしてまた 不思議なワザを 見せられて

そしてまた、えびす整体に行って来ましたよ。

www.abc-seitai.com

ゴルゴ松本似の院長先生にお世話になって2年半。
色んな「ワザ」を次々に生み出す院長、今回の新技は、
「小顔ワザ」だそうです。

お試しでちょこっとやってもらいました。


何をやるかと思ったら、
私の背後から腕を伸ばし、両頬~あごにかけて、指で押すのです。
強めにググッと押したり、撫でたり。

その後、自分の頬を触ってみたら、

スッと手が滑る!\(◎o◎)/

頬からあごにかけて、ムチムチした私の頬がスッとしまった感じ。

そんな事ってあるんだろうか???

それだけじゃない。
首もなんとなく細くなった様な気がする。
所要時間は5分かそこら。いやもっと短かったかも。

たったそれだけで?????

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 どうでしょうか?
私自身、顔を触ってシュッとした感覚がありました。

帰宅後、加とさんが私の顔を見て、
「あれ!違うね!」
と言ってましたよ。←これ本当。

ただし、
時間が経てば戻ってしまいます。
この施術をしたのは2週間前ですから、
もう「ビフォー」状態になっていると思われます。
なにせ「お試し」ですから(『べっぴんさん』の小山氏風味でw)。
この小顔にする施術をキチンと受けるには、
えびす整体の「小顔ベーシック」があります。


それにしてもすごいわー。
だって、ちょっと顔(というか顔の骨)を押しただけよ。

私にも出来るかと思って、帰宅後に自分の指で顔を真似して押してみましたが、

無駄に痛い・・・・(ノ><。)ノ

やっぱりプロの手技は違うのね(;´Д`)

この技をやってもらったあと、
首から肩にかけての重いコリも取れました。
背筋がシャンと伸びて、足が長く見えるのですよ。

不思議だなーと思ったり、
やってもらいたいな、と思ったら、こちらまで。

www.abc-seitai.com

連敗続きのヒトビト

ちょっと席をたったわずかな時間で、椅子を奪われました。


f:id:nohohonkajika:20170202114520j:plain

とは言っても、
見てお分かりの通り、
猫用毛布や小さいクッションに埋もれています。
すでに猫様に進呈済みなので、


「アタシの寝床♪」


と言う認識。

父の椅子がふうちゃんに取られるのは想定外でしたが(^_^;)

ま、いいさ。

ご自由に寛いで下さいませ。

私も、世界の片隅で生きていく

2016年も終わろうと言う頃に、
「本年度№!」
「日本人全員が観るべき!」
「何度でも観たくなる映画」
「あの映画を超える感動と衝撃!」
・・・・・・


などなど、
著名人・一般人がこぞって絶賛大会なアニメ映画が公開されました。

そんなに大絶賛なら一度観ておこうかな・・と思ったけれど、
近くのシネコンではやってない。
やっぱり都内で観ようかなーと思っていたら、
年明けてすぐに地元から比較的近い映画館で上映開始になったので、
早速鑑賞して来ましたよ☆

konosekai.jp

原作はこうの史代さんの同名漫画。
原作の絵柄を生かし、ふっくらした丸みのあるキャラクターはジブリアニメを彷彿とさせます。
※監督の片淵須直さんは実際に某ジブリアニメに関わっていらした方。

ネタバレしないように、あらすじを書いてみましょう。

広島市で暮らす浦野すずは、ちょっとスローテンポながら心優しい女の子。
18歳になったある日、呉にある北條家から縁談を持ちかけられ、周囲が勧めるまま北條家に嫁ぎます。
すずの夫となった若者は、海軍に勤務する周作。寡黙だけど優しい愛情で妻となったすずを支えます。
北條家の面々は、のほほんとした義父、足が悪いが穏やかな義母、夫の死後、娘を連れて実家に戻って来た義姉、義姉の子。
辛い思いをしたがゆえに、すずには厳しい義姉。すずを年の離れた姉の様にしたう、義理の姪。
配給物資は徐々に減らされ、すずは少ない食材をいかに調理して空腹を紛らわすか、日々研究し実践して行きます。

現代だったら、
草刈り機か除草剤で駆逐されそうな道ばたの野草を茹でて粉や調味料と混ぜて焼いたり、
玄米を煎ってふやかして膨らませて炊いてみるなど、
それは毎回必ずうまいこと行く訳ではないけれど、
北條家のヨメとして、すずは精一杯働き続けるのでした。

すずには特技があります。

それは、絵を描く事。
玄人はだしの風景スケッチは、辛い事の多い家事の合間の、ささやかな息抜きです。
(私も絵を描きますが、風景画だけは【鬼門】でして、未だに克服出来てません)

呉の港に停泊する軍艦をスケッチしているのを憲兵に見つかり、家まで引っ張られたあげく、家族共々厳しい叱責を受けるのですが、凹むすずと違い、家族は大爆笑!
義母と義姉は憲兵の顔が可笑しくて笑い転げ、
周作はすずに、次は見つからないようにと小さいノートを渡し、
帰宅した義父もその日の出来事を笑い飛ばすに至り、すずは違う意味で笑えないww

そんな一家も、戦争の激化によって少しずつ笑顔は失われて行きます。

米軍の爆撃は日増しに増えていき、ひっきりなしに空襲警報が発令され、人々の心は暗くふさいで行きます。

そして・・・
つとめて明るく振る舞い、一生懸命生きてきたすずの人生が大きく揺らぐ出来事が起こります。
生きる勇気さえ奪い取ってしまいそうな悲劇に襲われて、
心身共にうちのめされる、すず。

そして・・・
新型爆弾による攻撃で壊滅状態となる広島。
そこには、すずが生まれ育った街と最愛の両親姉妹が暮らしていました・・・

 

やがて、終戦。


太平洋戦争がもたらした災禍を乗り越えて、再び前を向いて歩き出す、すず。

そのゆっくりとした歩みに、確かな生きる希望が芽生え始めるのを感じながら、映画鑑賞を終えました。

主題歌を歌うのは、コトリンゴ


コトリンゴ -「 悲しくてやりきれない 」

脱力系(失礼)シンガーの、語りかけるようなメロディが、逆に哀しみを盛り上げる様に思えて泣けてきます。

歌詞の、
「悲しくて 悲しくて とてもやりきれない」

の様に、本当に悲しくてやりきれない日常を生きるしかない、当時の人々の思いが眼にしみました・・・涙涙涙涙

この映画には、ハラハラもドキドキもありません。
ワクワクもエキサイティングもありません。
淡々と、70年前の日本に起こった出来事を伝えています。
そしてそれは、本当に悲しい出来事だったにもかかわらず、
どこか温かくユーモラスで優しい愛に満ちています。

どんなに辛くても、
人はユーモアと愛があれば乗り越えられるんじゃないかな。
そんな風に思える作品でした。

あー。観て良かった。

映画化出来て本当に良かった。


アニメは子供の観るもの、とか、
戦争ものに興味はない、とか、
絵柄が好きじゃない、とか、

ひとまずそういう嗜好は横に置いて、
ぜひぜひ、ご鑑賞下さいませ。
オススメです☆